[{"i":5,"v":["あなたがた信仰する者よ，約束を守りなさい。あなたがたに対し，今から読みあげるものを除いた家畜は許される。ただしあなたがたが巡礼着の間，狩猟は許されない。本当にアッラーは，御好みになられたことを定められる。","あなたがた信仰する者よ，アッラーの聖い表徴を冒瀆してはならない。また聖月，（犠牲の）棒げ物，（それを標示する）首飾り，また主の恩恵と御喜びを求めて，聖なる家（カアバ）に参った者を犯してはならない。だが，（巡礼着を）脱いだならば，狩猟してもよい。あなたがたを（且つて）聖なるマスジドから追放した者たちを恨みにもって，法を越え，刺激してはならない。寧ろ正義と篤信のために助けあって，信仰を深めなさい。罪と恨みのために助けあってはならない。アッラーを畏れなさい。誠にアッラーは懲罰に就いて厳重であられる。","あなたがたに禁じられたものは，死肉，（流れる）血，豚肉，アッラー以外の名を唱え（殺され）たもの，絞め殺されたもの，打ち殺されたもの，墜死したもの，角で突き殺されたもの，野獣が食い残したもの，（ただしこの種のものでも）あなたがたがその止めを刺したものは別である。また石壇に犠牲とされたもの，籤で分配されたものである。これらは忌まわしいものである。今日，不信心な者たちはあなたがたの教え（を打破すること）を断念した。だからかれらを畏れないでわれを畏れなさい。今日われはあなたがたのために，あなたがたの宗教を完成し，またあなたがたに対するわれの恩恵を全うし，あなたがたのための教えとして，イスラームを選んだのである。しかし罪を犯す意図なく，飢えに迫られた者には，本当にアッラーは寛容にして慈悲深くあられる。","かれらは何が許されるかに就いて，あなたに問う。言ってやるがいい。「（凡て）善いものはあなたがたに許される。あなたがたがアッラーの教えられた仕方によって訓練した鳥獣があなたがたのために捕えたものを食べなさい。だが獲物に対して，アッラーの御名を唱えなさい。アッラーを畏れなさい。本当にアッラーは清算を極めて速くなされる。」","今日（清き）良いものがあなたがたに許される。啓典を授けられた民の食べ物は，あなたがたに合法であり，あなたがたの食べ物は，かれらにも合法である。また信者の貞節な女，あなたがた以前に，啓典を授けられた民の中の貞節な女も。もしあなたがたが（貞節な）女に姦淫や密通 をせずに，きちんと婚資を与え妻に迎えるならば許される。凡そ信仰を拒否する者は，その善行も虚しく，来世においては，失敗者の類である。","信仰する者よ，あなたがたが礼拝に立つ時は，顔と，両手を肘まで洗い，頭を撫で，両足を踝まで（洗え）。あなたがたがもし大汚の時は，全身の沐浴をしなさい。またあなたがたが病気にかかり，または旅路にあり，また誰か厠から来た者，または女と交わった者で，水を見つけられない場合は，清浄な上に触れ，あなたがたの顔と両手を撫でなさい。アッラーは困難を，あなたがたに課すことを望まれない。ただし，あなたがたを清めることを望み，またあなたがたへの恩恵を果される。恐らくあなたがたは感謝するであろう。","あなたがたに対するアッラーの恩恵と，かれがあなたがたと結ばれた約束を心に銘じ，あなたがたが，「わたしたちは聴きました，従います。」と言った時を思い，アッラーを畏れなさい。アッラーは，あなたがたが胸の中に抱くことを熟知なされる。","あなたがた信仰する者よ，アッラーのために堅固に立つ者として，正義に基いた証人であれ。人びとを憎悪するあまり，あなたがたは（仲間にも敵にも）正義に反してはならない。正義を行いなさい。それは最も篤信に近いのである。アッラーを畏れなさい。アッラーはあなたがたの行うことを熟知なされる。","信仰して善い行いに励む者に，アッラーは約束なされた。かれらには，御赦しと偉大な報奨がある。","だが信仰を拒否してわが印を偽りであるとする者，これらは火獄の住人である。","信仰する者よ，あなたがたの授かったアッラーの恩恵を心に銘じなさい。人びとがあなたがたに向かって手を出そうとした時，あなたがたのためにその手を押えられた時のことを。アッラーを畏れなさい。信者たちは，一生懸命にアッラーを信頼しなさい。","アッラーは，以前にイスラエルの子孫と約束を結ばれ，われはかれらの中から12人の首長を立てた。そしてアッラーは仰せられた。「本当にわれはあなたがたと一緒にいるのである。もしあなたがたが礼拝の務めを守り，定めの喜捨をなし，われの使徒たちを信じて援助し，アッラーによい貸付をするならば，われは，必ずあなたがたの凡ての罪業を消滅し，川が下を流れる楽園にきっと入らせよう。今後あなたがたの中，これ（約束）を信じない者は，正しい道から迷い去る。","しかしかれらはこの約束を破ったので，われは見限って，かれらの心を頑なにした。かれらは（啓典の中の）字句の位置を変え，与えられた訓戒の一部分を忘れてしまった。それでかれらの中の少数の者以外は，いつも契約を破棄し，裏切りに出るであろう。だがかれらを許して見逃 しなさい。」本当にアッラーは善い行いをする者を御好みになられる。","われはまた，「わたしたちは，キリスト教徒です。」と言う者とも約束を結んだ。だがかれらも授けられた教訓の一部分を忘れてしまった。それであれは復活の日まで，敵意と憎悪の念とをかれらの間にこびりつかせた。アッラーはかれらに，その行ったことを間もなく後で告げ知らせられるであろう。","啓典の民（ユダヤ，キリスト教徒）よ，使徒（ムハンマド）が正にあなたがたの処へ来た。 あなたがたが啓典（律法，福音）の中の隠してきた多くのことをあなたがたに解明し，また多くのことをそのままにした。アッラーからの御光と，明瞭な啓典が今正にあなたがたに下ったので ある。","これによってアッラーは，御好みになる者を平安の道に導き，またその御許しによって，暗黒から光明に連れ出し，かれらを正しい道に導かれる。","「アッラーこそは，マルヤムの子マスィーフである。」と言う者は，確かに不信心者である。言ってやるがいい。「誰がアッラーに対し，少しでも力があろうか。もしかれがマルヤムの子マスィーフ，その母と地上の凡てのものを滅ぼそうと御考えになられたら，誰が制止出来よう。」天と地，そしてその間の凡てのものは，アッラーの大権に属する。かれは御考えになられたものを創造なされる。アッラ―は凡てのことに全能であられる。","ユダヤ人やキリスト教徒は言う。「わたしたちはアッラーの子であり，かれに愛でられる。」言ってやるがいい。「それなら何故かれは，あなたがたの罪を罰されるのか。いや，あなたがたは，かれが創られた人間に過ぎない。かれは，御望みの者を赦し，御望みの者を罰される。」 天と地，そしてその間の凡てのものは，アッラーの大権に属し，またかれこそは帰り所なのである。","あなたがた啓典の民よ，使徒たちが中断された後わが使徒がやって来て，あなたがたに対し（事物の）解明をする。これはあなたがたに，「わたしたちには吉報の伝達者も警告者も来ない。」と言わせないためである。今，吉報を伝え警告を与える者が，正にあなたがたの処に来たのである。誠にアッラーは凡てのことに全能であられる。","またムーサーが，自分の人びとにこう言った時を思い起せ。「わたしの人びとよ，あなたがたが授かったアッラーの恩恵を心に銘じなさい。かれはあなたがたの中から預言者たちをあげ，あなたがたを王となされた。外のどの民にも授けられなかったものを，あなたがたに授けたのである。","わたしの人びとよ，アッラーがあなたがたのために定められた，聖地に入れ。あなたがたは，踵を返して退いてはならない。そうしたらあなたがたは失敗者になる。」","かれらは言った。「ムーサーよ本当にそこには，巨大な民がいる。かれらが出て行かなければ，わたしたちは決してそこに入ることは出来ない。もしかれらがそこから去ったならば，わたしたちはきっと入るであろう。」","主を畏れる2人は言った。―アッラーは2人を御恵みになられる―「（村の）正門から入ってかれらに当れ。一度入れば，本当にあなたがたこそ勝利するであろう。あなたがたがもし（真の）信者ならば，アッラーを信頼しなさい。」","だがかれらは言った。「ムーサーよ，本当にわたしたちはかれらがそこに留まる限り，決してそこに入れない。あなたとあなたの主が，2人で行って戦え。わたしたちはここに座っている。」","かれは申し上げた。「主よ，本当にわたしはわたし自身と兄弟の外は制御出来ません。ですからわたしたちを，この反逆の民から引き離して下さい。」","（主は）仰せられた。「ならばこの国土を，40年の間かれらに禁じよう。かれらは地上をさ迷うであろう。だからあなたがたは主の掟に背く民のことで悲しんではならない。」","（ムハンマドよ）アーダムの2児の物語の真実を民に語れ。かれら両人が犠牲を捧げた時，1人は受け入れられたが，外は受け入れられなかった。言った。「わたしはきっと御前を殺してやる。」かれは（答えて）言った。「アッラーは，唯主を畏れる者だけ，受け入れられる。」","「仮令あなたが，わたしを殺すためにその手を伸ばしても，わたしはあなたを殺すため，手を伸ばしはしない。わたしは万有の主アッラーを畏れる。","本当にわたしは，あなたがわたしの（先に犯した）罪と，あなたの（殺人の）罪とを負って，あなたが火獄の住人になることを望む。そしてこれは不義を行なう者の応報である。」","しかしかれの（利己的な）心は，その弟を殺すのを望ましいこととし，遂にかれを殺害（人類最古の殺人者と）して，失敗者の1人となった。","その時アッラーは，1羽の大カラスを遺わして地を掘らせ，その弟の死体を，如何に覆うべきかをかれに示された。かれは言った。「ああ情けない兄弟の死体を葬るのに，わたしはこのカラス程のことさえ出来ないのか。」こうしてかれは後悔する者の1人となった。","そのことのためにわれはイスラエルの子孫に対し，掟を定めた。人を殺した者，地上で悪を働いたという理由もなく人を殺す者は，全人類を殺したのと同じである。人の生命を救う者は， 全人類の生命を救ったのと同じである（と定めた）。そしてわが使徒たちは，かれらに明証を齎した。だが，なおかれらの多くは，その後も地上において，非道な行いをしている。","アッラーとその使徒に対して戦い，または地上を攪乱して歩く者の応報は，殺されるか，または十字架につけられるか，あるいは手足を互い違いに切断されるか，または国土から追放される外はない。これらはかれらにとっては現世での屈辱であり，更に来世において厳しい懲罰があ る。","だがあなたがたがとり抑える前に，自ら悔悟した者は別である。アッラーは寛容にして慈悲深くあられることを知れ。","あなたがた信仰する者よ，アッラーを畏れ自分の義務を果してかれに近づくよう念願し，かれの道のために奮闘努力しなさい。あなたがたは恐らく成功するであろう。","信仰を拒否する者は，仮令地上にある一切のもの，更にこれに等しいものを積み重ねて復活の日の懲罰をあがなおうとしても，決して受け入れられず，痛ましい懲罰を受けるであろう。","かれらは，業火から出ることを願うであろうが，決してこれから出ることは出来ない。懲罰は永久に続くのである。","盗みをした男も女も，報いとして両手を切断しなさい。これはかれらの行いに対する，アッラーの見せしめのための懲しめである。アッラーは偉力ならびなく英明であられる。","だが悪事を行った後，罪を悔いてその行いを改める者には，アッラーは哀れみを垂れられる。アッラーは寛容にして慈悲深くあられる。","あなたは天と地の大権がアッラーに属することを知らないのか。かれは御望みになっている者を罰し，御望みになっている者を御赦しになられる。アッラーは凡てのことに全能であられる 。","使徒よ，互いに不信心に競う者のためにあなたの心を痛めてはならない。かれらはロで，「 わたしたちは信仰する。」と言うが，心では信じてはいない。またユダヤ人の中には，虚偽を聞き出すことばかりに熱心で，あなたの処に全く寄りつかない者がいる。かれらはその言葉を（正しい）意味から歪めて言う。「もしこれが，あなたがたに与えられたもの（律法と同じである） と思うならば，受け入れなさい。だがあなたがたに与えられたものと同じでないならば，用心しなさい。」アッラーが一度試みにかけようと御望みの者には，あなたはかれらのため，アッラーに対し何の権威もない。これらの者は，アッラーがその心を清めるのを，望まれない者たちである。かれらは現世において屈辱を受け，来世においても酷い懲罰を受けるであろう。","かれらは虚偽ばかりを聞き，禁じられたものを貪る。かれらがもしあなたの許に来たならば，かれらの間を裁くか，それとも相手にするな。もしあなたが相手にしなくても，かれらは少しもあなたを害することは出来ないであろう。またもし裁くならば，かれらの間を公平に裁決しな さい。アッラーは公平に行う者を愛でられる。","かれらには律法があるのに，どうしてあなたに，裁判を仰ぐのであろうか。その中には，アッラーの（公平な）裁決があるのだが，かれらはそういうものを持っていても，なお背き去る。 これらの者は（真の）信者ではないのである。","誠にわれは，導きとして光明のある律法を，（ム－サーに）下した。それで（アッラーに）服従，帰依した預言者たちは，これによってユダヤ人を裁いた。聖職者たちや律法学者たちも（裁いた）。アッラーの啓典の護持を託されていたからである。かれらはそれに対する証人でもあった。だからあなたがたは人間を恐れず，只われを畏れなさい。僅かな代価で，われの印を売ってはならない。そしてアッラーが下されたもので 裁判しない者は不信心者（カーフィル）である。","われはかれらのために律法の中で定めた。「生命には生命，目には目，鼻には鼻，耳には耳 ，歯には歯，凡ての傷害にも，（同様の）報復を。」しかしその報復を控えて許すならば，それは自分の罪の償いとなる。アッラーが下されるものによって裁判しない者は，不義を行う者である。","われはかれらの足跡を踏ませて，マルヤムの子イーサーを遣わし，かれ以前（に下した）律法の中にあるものを確証するために，導きと光明のある，福音をかれに授けた。これはかれ以前に下した律法への確証であり，また主を畏れる者への導きであり，訓戒である。","それで福音の信者（キリスト教徒）にはアッラーがその中（福音書）に示されたものによって裁かせなさい。凡そアッラーが下されるものによらずに，裁く者は主の掟に背く者である。","われは真理によって，あなたがたに啓典を下した。それは以前にある啓典を確証し，守るためである。それでアッラーが下されるものによって，かれらの間を裁け。あなたに与えられた真理に基づき，かれらの私慾に従ってはならない。われは，あなたがた各自のために，聖い戒律と公明な道とを定めた。もしアッラーの御心なら，あなたがたを挙げて1つのウンマになされたで あろう。しかし（これをされなかったのは）かれがあなたがたに与えられたものによって，あなたがたを試みられたためである。だから互いに競って善行に励め。あなたがたは挙って，アッラーに帰るのである。その時かれは，あなたがたが論争していたことに就いて，告げられる。","それでアッラーの下されるものによって，かれらの間を裁き，決してかれらの私慾に従ってはならない。アッラーが，あなたに下される（教えの）どの部分についても惑わされないよう，かれらに用心しなさい。かれらがもし背き去るならば，それはアッラーがかれらの犯した罪の一部を，懲しめられると御考えなっておられると知れ。人びとの多くは本当にアッラーの掟に背く者である。","かれらが求めるのは，無明（時代）の裁判であるのか。だが信心堅固な者にとって，アッラーに優る裁判者があろうか。","あなたがた信仰する者よ，ユダヤ人やキリスト教徒を，仲間としてはならない。かれらは互いに友である。あなたがたの中誰でも，かれらを仲間とする者は，かれらの同類である。アッラーは決して不義の民を御導きになられない。","あなたは，心に病ある者がかれらの許に走るのを見るであろう。かれらは，「わたしたちは災難にあいはしないかと恐れる。」と言っている。だがアッラーは，恐らく（あなたがたに）勝利を与え，または御許から聖断を与えられよう。かれらは心の中に秘密を抱くもののために，酷く後悔することになるであろう。","信仰する者は言う。「これらの者は，あなたがたと一緒（の協力者）だと，アッラーにかけて，力をこめて誓った者ではないか。」かれらの行いは虚しく，必ず失敗者となるであろう。","信仰する者よ，もしあなたがたの中から教えに背き去る者があれば，やがてアッラーは，民を愛でられ，かれらも主を敬愛するような外の民を連れてこられるであろう。かれらは信者に対 しては謙虚であるが，不信心者に対しては意志堅固で力強く，アッラーの道のために奮闘努力し，非難者の悪ロを決して恐れない。これは，アッラーが御好みになられた者に与えられる恩恵である。アッラーは厚施にして全知であられる。","誠にあなたがたの（真の）友は，アッラーとその使徒，ならびに信仰する者たちで礼拝の務めを守り，定めの喜捨をなし，謙虚に額ずく者たちである。","アッラーとその使徒，と信仰する者たちを友として助ける者は，アッラーの1党で，必ず勝利を得る者たちである。","信仰する者よ，あなたがたの教えを明笑し，戯れごとにする者を友としてはならない。それは先に啓典を与えられた者の中にいるが，信仰を拒否する者たちの中にもいる。もしあなたがたが信者ならば，アッラーを畏れなさい。","あなたがたが（人びとを）礼拝に招く時，かれらはそれを嘲笑し，戯れごとにする。それはかれらが理解しない民のためである。","言ってやるがいい。「啓典の民よ，あなたがたがわたしたちを非難するのは，只わたしたちがアッラーを信じ，またわたしたちに下されたもの（クルアーン），また以前に下されたもの（律法，福音）を信じるためであるのか，只あなたがたの多くがアッラーの掟に背く者たちである ためではないか。」","言ってやるがいい。「アッラーの御許の応報で，それよりも悪いものを，あなたがたに告げようか。それはアッラーが見放した者，御怒りを被むった者，サルまたはブタとされた者，そして邪神に仕える者，かれらは，悪の境地におり，（正しい）道から遠く迷い去った者たちであ る。」","かれらがあなたがたの許に来た時，「わたしたちは信仰する。」と言った。だがかれらは実に不信心で入り，また不信心で出て行く者たちである。アッラーはかれらの隠すことを熟知なさ れる。","かれらの多くが，互いに競って罪悪と反逆にはしり，禁じられたものを，貪るのを見るであろう。かれらの行うことの何と醜悪なことよ。","なぜ聖職者や律法学者は，かれらが罪深いことを語り，または非法なものを貪るのを禁じないのか。かれらの行うことの何と醜悪なことよ。","ユダヤ人は，「アッラーの御手は縛られている。」と言う。縛られたのはかれらの手で，そう言ったことによってかれらは見限られた。いや，かれの御手は広く開かれて，御心のままに， 惜しみなく与えられる。だがかれらの多くは，主からあなたに啓示が下されたのを見て，きっと反抗と不信心を増長しよう。われがかれらの間に投じた敵意と憎悪とは，本当に復活の日まで続くであろう。かれらが戦火を燃やす度に，アッラーはそれを消される。またかれらは，地上において害悪をしようと努める。だがアッラーは，害悪を行なう者を御愛でになられない。","啓典の民がもし信仰して主を畏れるならば，われはかれらのすべての罪障を抹消して必ず至福の楽園に入らせるであろう。","もしかれらが律法と福音，そして主からかれらに下されたものを順奉するならば，かれらの上からも足許からも，必ず（豊かに）糧を与えられるであろう。かれらの中には，正義を行う一団もいる。だが多くの者の行うところは，邪悪である。","使徒よ，主からあなたに下された（凡ての）ものを，宣ベ伝えなさい。あなたがそれをしないなら，かれの啓示を宣べ伝える使命は果せないであろう。アッラーは，（危害をなす）人びとからあなたを守護なされる。アッラーは決して不信心の民を導かれない。","言ってやるがいい。「啓典の民よ。律法と福音と主からあなたがたに下された，（凡ての）啓示を順守するまでは，あなたがたが立つ拠り所はないのだ。」ところが主からあなたに下ったものは，かれらの多くの者に，頑固な反抗と，不信心を増長させた。だからあなたは不信心の民に就いて，心を悩ましてはならない。","本当に（クルアーンを）信じる者，とユダヤ人，サ―ビア教徒，キリスト教徒で，アッラーと終末の日を信じて善い行いに励む者には，恐れもなく憂いもないであろう。","われは且つて，イスラエルの子孫と約束を結び，使徒たちをかれらに遣わした。ところが使徒が，かれらの好まないものを齎す度に，かれらはある者を嘘付きと呼び，ある者を殺害した。","そしてかれらは（そのために）試み（の懲罰）がないものと考えていた。それでかれらは盲目や難聴者となったが，その後アッラーは，かれらの悔悟を許しなされた。それでもかれらの多くはまたも，自ら盲目や難聴者となった。アッラーはかれらの行うところを，御存知であられる。","「アッラーこそは，マルヤムの子マスィーフである。」と言う者は，確かに不信心者である。しかもマスィーフは言ったのである。「イスラエルの子孫よ，わたしの主であり，あなたがたの主であられるアッラーに仕えなさい。」凡そアッラーに何ものかを配する者には，アッラーは楽園（に入ること）を禁じられ，かれの住まいは業火である。不義を行う者には援助者はないのである。","「アッラーは三（位）の一つである。」と言う者は，本当に不信心者である。唯―の神の外に神はないのである。もしかれらがその言葉を止めないなら，かれら不信心者には，必ず痛ましい懲罰が下るであろう。","かれらは何故，悔悟してアッラーに返り，その御赦しを求めようとしないのか。誠にアッラーは寛容にして慈悲深くあられる。","マルヤムの子マスィーフは，一人の使徒に過ぎない。かれの以前にも使徒たちがあって，逝ったのである。かれの母は誠実な婦人であった。そしてかれら両人は食べ物を食べていた。見よ，われは如何にかれらに印を明示したかを。また見よ，如何にかれら（不信者）が迷い去るかを 。","言ってやるがいい。「あなたがたはアッラーの外に，あなたがたに害もなく益もなく，役立たないものに仕えるのか。アッラー，かれこそは全聴者にして全知であられる。」","言ってやるがいい。「啓典の民よ，真理を無視してあなたがたの教えの法を越えてはならない。またあなたがたは先に迷い去った者たちの，私見に従ってはならない。かれらは多くの者を迷わせ，（自らも）正しい道から迷った者たちである。」","イスラエルの子孫の中，不信心な者は，ダーウードやマルヤムの子イーサーの舌で呪われた。それはかれらが従わないで，法を越えたためである。","かれらはその行った悪事を，互いに戒めなかった。かれらの行ったことの何と醜悪なことよ 。","見なさい，かれらの多くは，不信心な者と親密にしている。何と醜悪なことを自ら進んでするものよ。アッラーはかれらに激怒なされ，かれらは懲罰の中に永遠に住むであろう。","かれらがもし，アッラーと聖預言者を信じ，またかれらに下されたものを信じたならば，かれらを親しい友としなかったであろう。だがかれらの多くは，主の掟に背く者である。","あなたは，人びとの中信仰する者を敵視することが最も厳しいのは，ユダヤ人と多神教徒であることを知るであろう。またあなたは，信仰する者に一番親愛の情を抱いているのは，「わたしたちはキリスト教徒です。」と言う者であることを知るであろう。これはかれらの間に，司祭と修道士がいて，かれらが高慢でないためである。","あなたはかれらが，使徒に下されたものを聞く時，自分の認めた真理のために，涙を目に溢れさせるのを見るであろう。かれらは言う。「主よ，わたしたちは信仰します。わたしたちを証人の中に書き留めて下さい。","わたしたちは，アッラーとわたしたちに下された真理を，どうして信じないでいられましょ うか。また主が，敬虔な民と一緒にわたしたちをも（楽園に）入れて下さるよう，懇願しないでいられましょうか。」","それでアッラーは，かれらの言葉に報いられ，川が下を流れる楽園を与えられ，永遠にそこに住まわせられる。それは善い行いをなす者への報奨である。","しかし信仰しないで，わが印を偽りであるとする者，これらは火獄の住人である。","あなたがた信仰するものよ，アッラーがあなたがたに許される，良いものを禁じてはならない。また法を越えてはならない。アッラーは，法を越える者を御愛でになられない。","アッラーがあなたがたに与えられた良い（清潔で）合法なものを食べなさい。あなたがたが信じているアッラーを畏れなさい。","アッラーは，あなたがたの軽はずみな言葉の誓いに対し，あなたがたを非難されない。だがあなたがたが誓って約束したことに対してはその責任を問う。その贖罪には，あなたがたの家族を養う通常の食事で，10名の貧者を養え，またはこれに衣類を支給し，あるいは奴隷1名を解放しなさい。（これらのことが）出来ない者は，3日間の斎戒をしなさい。それがあなたがたが誓いをした時の賠償である。あなたがたは自分の誓いを守れ。アッラーはこのように，御自分の印をあなたがたのために解明なされる。恐らくあなたがたは，感謝するであろう。","あなたがた信仰する者よ，誠に酒と賭矢，偶像と占い矢は，忌み嫌われる悪魔の業である。これを避けなさい。恐らくあなたがたは成功するであろう。","悪魔の望むところは，酒と賭矢によってあなたがたの間に，敵意と憎悪を起こさせ，あなたがたがアッラーを念じ礼拝を捧げるのを妨げようとすることである。それでもあなたがたは慎しまないのか。","アッラーに服従，帰依し，また使徒に従って（悪魔に）用心しなさい。仮令あなたがたが背いても，われの使徒の責務は，ただ明白に（啓示を）宣べ伝えるだけであることを知れ。","信仰して善行に勤む者は，（既に）食べたものに就いて罪はない。かれらが主を畏れ，信仰 して善行に励む時は，それでその上にも，主を畏れ，信仰しなさい。更にその上に，主を畏れ，善行に勤め。アッラーは善行者を愛でられる。","あなたがた信仰する者よ，アッラーはあなたがたの手または槍で狩る，ちょっとした獲物によって，あなたがたを試みられる。それはアッラーが，見ることの出来ないかれを恐れる者が，誰であるかを知られるためである。この後でも違犯する者は，痛ましい懲罰を受けるであろう。","信仰する者よ，あなたがたが巡礼者の間は，狩猟して鳥獣を殺してはならない。もし，あなたがたの中，知りながらそれを殺した者の償いは，あなたがたの中公正な2名の者の判定により，その殺したものと等しい（価の）家畜を，カアバに運んで捧げるか，またはその贖罪のために貧者に食を供するか，またはそれに相当する斎戒を行うことである。これらはかれがその行いの結果を味わうためである。アッラーは，過ぎ去ったことは御許しなされる。だがあなたがたがもし繰り返すならば，アッラーは応報を重くされる。アッラーは偉力ならびなき応報の主であられ る。","海で漁撈し，また獲物を食べることは，あなたがたにも旅人にも許されている。だが陸上の狩猟は，巡礼着の間は禁じられる。アッラーを畏れなさい。あなたがたはかれの御許に集められるのである。","アッラーは人間の（現世における平安の）ため，聖なる家，カアバを創り，また聖月と捧げ物と（犠牲に供える家畜の）首飾りを定められた。これはあなたがたに，アッラーが天にあり地にある凡てのものを知っておられ，且つアッラーが凡ての事に通暁しておられることを，知らせるためである。","アッラーは罰に厳重であられ，また，アッラーは寛容にして慈悲深くあられることを知れ。","使徒には，只（啓示を）宣ベ伝えることの外何も課せられない。アッラーは，あなたがたの現わすことも，隠すことも知っておられる。","言え，「あなたがたは，たとえはびこっている悪に魅了されようが，悪いことと良いことは同じではない」だからあなたがた思慮ある者よ，アッラーを畏れなさい。恐らくあなたがたは成功するであろう。","信仰する者よ，いろいろと尋ねてはならない。もしあなたがたに明白に示されると，かえって悩まされることもある。ただしクルアーンが啓示されている時，それに就いて問えば，あなたがたに明白に示されるであろう。アッラーはそれを許される。アッラーは寛容にして慈悲深い方であられる。","あなたがた以前の民も（このことに就いて）尋ねた。そしてそのことのために，不信心者となった。","アッラーが，バヒーラまたはサーイバ，ワスィーラまたはハーミを定められたのではない。ただし，不信心者がアッラーに対して虚構したものである。かれらの多くは理解しない。","かれらに向かって，「アッラーが下されたもの，ならびに使徒の許に来なさい。」と言えば，かれらは「わたしたちには祖先が伝えたもので十分です」と言う。何と，かれらの祖先は全く知識もなく，また（正しく）導かれなかったではないか。","信仰する者よ，あなたがた自身（を守る責任）は，あなたがたにある。あなたがたが正しい道を踏むならば，迷った者はあなたがたを妨げることは出来ない。あなたがたは挙ってアッラーに帰るのである。その時かれは，あなたがたの行ったことを告げ知らせるであろう。","信仰する者よ，あなたがたの1人に，臨終が近付いた時は，あなたがたの間で証言を取れ。遺言書の作成の時は，公正な2人の証人をあなたがたの中から立てなさい。また，もしあなたがたが地上を旅していて，死の苦悩があなたがたに降りかかったならば，あなたがた以外（の民） から2人を，礼拝の後，引き止めて（依頼しなさい）。もしかれらを疑うならば，アッラーにかけて誓わせなさい。「わたしたちは，仮令近親のためでも，どんな値段でも（証言を）売らず， またアッラーの証拠を隠しません。そのようなことをすれば，わたしたちは本当に犯罪者です。」","もしかれら2人が（偽証の）罪に値いすることが判明したならば，かれらによって不利益を被った者の中から（死者に）縁の最も近い適切な2人の人物を新たに証言に立たせ， アッラーにかけて誓わせなさい。「わたしたちの証言は，本当に2人の証言よりも真実であります。わたしたちは決して（罪を）犯したことはありません。そうであれば，わたしたちは本当に不義者であります。」","こうすることは最も正当である。こうしてかれらはその真実に基づいて，証言をなすことになろう。あるいはかれらが証言した後に，立証が反論されることを恐れよう。アッラーヘの義務を尽くし，また（かれの勧告を）聞け。アッラーは掟に背く者を御導きになられない。","アッラーが使徒たちを召集される日，かれらに，「あなたがたはどんな返答を得たか。」と仰せられよう。かれらは（答えて）申し上げる。「わたしたちには，知識はありません。誠にあなたは，凡ての奥義を熟知なされています。」","アッラーがこう仰せられた時を思い起せ。「マルヤムの子イーサーよ，あなたとあなたの母が与えられた，われの恩恵を念じなさい。われは聖霊によってあなたを強め，揺り籠の中でも， 成人してからも人びとに語らせるようにした。またわれは啓典と英知と律法と福音をあなたに教えた。またあなたはわれの許しの許に，泥で鳥を形作り，われの許しの許に，これに息吹して鳥 とした。あなたはまたわれの許しの許に，生まれつきの盲人と癩患者を癒した。またあなたはわれの許しの許に，死者を甦らせた。またわれはあなたが明証をもってイスラエルの子孫の許に赴いた時，かれらの手を押えて守ってやった。かれらの中の不信心な者は，『これは明らかに魔術に過ぎない。』と言った。","その時われは弟子たちに啓示して，『われを信じ，わが使徒を信じなさい。』と言った。かれらは（答えて）言った。『わたしたちは信じます。あなたは，わたしたちがムスリムであることを立証して下さい。』」","かれら弟子たちが，こう言った時を思い起せ。「マルマムの子イーサーよ，あなたの主は， わたしたちのために，（食べ物を）並べた食卓を，天から御下しになるであろうか。」かれ（イーサー）は言った。「あなたがたが信者なら，アッラーを畏れなさい。」","かれらは言った。「わたしたちはその（食卓）で食べて，心を安らげたい。またあなたのわたしたちに語られたことが真実であることを知り，わたしたちが，その証人になることを乞い願います。」","マルヤムの子イーサーは（祈って）言った。「アッラー，わたしたちの主よ，わたしたちのために，（食物を並べた）食卓を天から御下しになり，それでわたしたちへの最初の，また最後の機縁となされ，あなたからの印として下さい。わたしたちに食を与えて下さい。本当にあなた は最も優れた養い主です。」","アッラーは仰せられた。「本当にわれは，それをあなたがたに下すであろう。それで今後もしあなたがたの中で不信心者となる者があれば，われは世の誰にもまだ加えなかった懲罰で，かれを罰するであろう。」","またアッラーがこのように仰せられた時を思え。「マルヤムの子イーサーよ，あなたは『アッラーの外に，わたしとわたしの母とを2柱の神とせよ。』と人びとに告げたか。」かれは申し上げた。「あなたに讃えあれ。わたしに権能のないことを，わたしは言うべきでありません。も しわたしがそれを言ったならば，必ずあなたは知っておられます。あなたは，わたしの心の中を知っておられます。だがわたしはあなたの御心の中は知りません。本当にあなたは凡ての奥義を熟知なされています。","わたしはあなたに命じられたこと以外は，決してかれらに告げません。『わたしの主であり ，あなたがたの主であられるアッラーに仕えなさい。』（と言う以外には）わたしがかれらの中にいた間は，わたしはかれらの証人でありました。あなたがわたしを御呼びになった後は，あなたがかれらの監視者であり，またあなたは，凡てのことの立証者であられます。","あなたが仮令かれらを罰せられても，誠にかれらはあなたのしもべです。またあなたがかれらを御赦しなされても，本当にあなたこそは，偉力ならびなく英明であられます。」","アッラーは仰せられよう。「これはかれら正直者が，正直ゆえに得をする日である。かれらには川が下を流れる楽園があり，永遠にその中に住むであろう。」アッラーはかれらを喜ばれ， かれらもまたかれに満悦する。それは大願の成就である。","天と地と，その間の一切の事物は，アッラーの大権に属する。かれは凡てのことに全能であられる。"],"n":"Al-Maeda"},{"i":6,"v":["天と地を創造し，暗黒と光明を定められる，アッラーを讃える。だが信じない者は，かれらの主と（外のものを）同位に置く。","かれこそは，泥から，あなたがたを創り，次いで（生存の）期間を定められた方である。一定（の期間）が，かれの御許に定められている。それでもあなたがたは疑うのか。","かれこそは天にあっても，地でもアッラーであられる。かれはあなたがたの隠すことも，現わすことも知っておられる。またかれはあなたがたの，働いて得たもの（の応報）をも知っておられる。","かれらは主から如何なる印を齎されても必ずそれから顔を背けてしまう。","真理（クルアーン）がかれらの許に来ると，かれらは常にそれを虚偽であるとした。だがかれらの嘲笑する御告げが，間もなく（事実となって）かれらの許に来るであろう。","われはかれら以前に，次から次に幾世代も滅ぼしたかを，あなたがたは考えないのか。われは地上でかれらを代々安住させ，あなたがたにすらしなかったものを与えた。われは，かれらの上 に雲を送り（雨を）注ぎ降らせ，その足許に川を流れさせた。だが凡ての罪のためにかれらを滅ぼし，その跡に外の世代を出現させた。","仮令われがあなたに紙上に（書いた）啓典を下し，かれらが自分の手でそれに触れても，不信心な者はきっと，「これは明らかに魔術に過ぎない。」と言う。","かれらはまた言う。「何故天使が，かれに遺されないのか。」もしわれが天使を遺したならば，事は直ちに決定されて，かれらは猶予されなかったであろう。","仮令われがかれ（使徒）を天使としても，必ず人間の姿をさせ，（今）かれらが惑うように，きっと惑わせたであろう。","あなた以前の使徒たちも，確かに嘲笑されていた。だが嘲笑したものは，その嘲笑していたこと（懲罰）に取り囲まれるであろう。","言ってやるがいい。（ムハンマドよ。）「地上を旅して，真理を拒否した者の後が，どうであったかを見なさい。」","言ってやるがいい。「天と地にある凡てのものは，誰の有であるのか。」言ってやるがいい 。「アッラーの有である。かれは慈悲を御自分の勤となされる。審判の日には，必ずあなたがたを召集されよう。それに疑いの余地はないのである。」だが自分の魂を滅ぼしてしまった者は，信じないであろう。","夜と昼とに住む凡てのものは，かれの有である。かれは，全聴にして全知であられる。","言ってやるがいい。「わたしは，アッラー以外の加護をどうして求めるだろうか。かれは天と地の創造者で，（すべてを）養い，（誰からも）養われない」言ってやるがいい。「わたしは（かれに）服従，帰依する者の先き駆けとなり，『多神教徒の仲間となってはならない』と命じられた。」","言ってやるがいい。「わたしがもし主に背くならば，偉大な日の懲罰が本当に恐ろしい。」","その日（懲罰を）免れる者には，必ず慈悲を与えられる。それは明らかに至上の幸福の成就である。","もしアッラーが，あなたを災厄で害されれば，かれの外にこれを除くものはない。もしかれが，あなたに幸福を届けられれば，本当にかれは凡てのことに全能てあられる。","かれは，そのしもべたちの上におられる至高者であり，かれは英明にして全知であられる。","言ってやるがいい。「立証において，最も重要なことは何であるか。」言ってやるがいい。 「アッラーは，わたしとあなたがたとの間の立証者であられる。このクルアーンが，わたしに啓示されたのは，わたしがあなたがたそして届く限りの者に，それによって警告するためである。 あなたがたは（アッラーの外に）他の神があることを，証言出来るのか。」言ってやるがいい。「わたしは証言することは出来ない。」言ってやるがいい。「本当にかれは唯一の神であられる 。わたしは，あなたがたが信仰するものとは全く無関係である。」","われが啓典を授けた者たちは，自分の子を認めるようにこれを認める。だが，自分の魂を滅ぼした者は信じない。","アッラーに就いて虚偽を作り上げ，またはその印を拒否するより，甚だしい不義があろうか。本当に不義を行う者は決して成功しないであろう。","われが一斉にかれらを召集する日，邪神を信仰した者たちに（問うて）言う。「あなたがたが言い張っていた，仲間（邪神ども）はどこにいるのか。」","その時かれらは，こう言う外にロ実はないであろう。「わたしたちの主，アッラーにかけて誓います。わたしたちは決して外の神々を信仰した者ではありません。」","見なさい。如何にかれらが自らを欺くか。またかれらの虚構したものが，かれらを迷わせたかを。","かれらの中には，あなたに耳を傾ける者もあるが，われはかれらの心に覆いをしたので，これ（クルアーン）を理解しない。またその耳を鈍くした。だからかれらは仮令各種の印を見ても ，これを信じない。そしてかれらがあなたの許にやって来るのは，議論するため（だけ）である 。信じない者たちは，「これは昔の物語に過ぎないのです。」と言う。","かれらは外の者をそれから遠ざけ，また自分たちもこれを避ける。だがかれらは自ら自分の魂を傷つけるだけで，自分はそれに気付かない。","あなたがもし，かれらが火獄の前に立たされる姿を見たらどうであろう。その時かれらは言う。「ああ，わたしたちがもし送り帰されるならば，決して主の印を拒否しないで，必ず信仰するでしょうに。」","いや，かれらが今まで隠していたものが，（今）自分たちの前に明らかになったに過ぎない。それでかれらが仮令（再び）戻されても，かれらは必ず禁じられたことを繰り返すであろう。かれらは本当に虚言の徒である。","かれらは言う。「この世の生があるだけで，再び甦るなどということはないのです。」","あなたがもし，かれらが主と向かい合って立たされる時を見たらどうであろう。その時（主は）仰せられるであろう。「これは真実ではないか。」かれらは言う。「そうです。主にかけて （誓って）。」かれは仰せられよう。「あなたがたは，信仰を拒否したために懲罰を味わいなさ い。」","アッラーに会うことを虚偽であるとする者は，確かに失敗者である。その時が突然来れば，かれらは言う。「ああ，悲しい，わたしたちは何と疎かなことをしたことか。」かれらは背に自分の重荷を負っている。ああ，かれらの負う重荷こそ災いである。","現世の生活は，遊びか戯れに過ぎない。だが主を畏れる者には，来世の住まいこそ最も優れている。あなたがたは悟らないのか。","われはかれらの言葉が，あなたを如何に悲しませるかを知っている。かれらが虚言の徒とするのは，あなたではない。不義者たちは，専らアッラーの印を否定しているだけ。","あなた以前にも，使徒たちは虚言の徒と呼ばれた。それでわれの救助を得るまで，かれらは拒否と迫害を耐え忍んだ。誰にもアッラーの御言葉を変えることは出来ない。使徒たちに関する一部の消息は，既にあなたに伝えられたのである。","もしかれらが反抗して去るのがあなたに酷く苦痛ならば，あなたに出来るなら，地にトンネルを掘り，または天に梯をかけて，かれらに印を現わせ。アッラーが御好みになるならば，（正しい）導きの上にかれらを集められる。それであなたは，無知な者の仲間となってはならない。","耳を傾ける者だけ，呼びかけに答えるであろう。（あえて聞かない） 死者は，アッラーがこれを甦らせ，それからかれの御許に帰らせられる。","かれらは言う。「何故かれに，主から印が下されないのであろうか。」言ってやるがいい。「アッラーは，確かに印を下す御力を持っておられる。だがかれらの多くは，理解しないのである。」","地上の生きとし生けるものも，双翼で飛ぶ鳥も，あなたがたのように共同体の同類でないものはない。啓典の中には一事でも，われが疎かにしたものはない。やがてみなかれらの主の御許に召集されるのである。","わが印を拒否する者は，暗黒の中で耳が聞こえない者，ものを言えない者である。アッラーは，御望みの者を迷うに任せ，また御望みの者を正しい道につかせられる。","言ってやるがいい。「あなたがた自身考えてみなさい。もしアッラーの懲罰があなたがたに下り，または（死の）時があなたがたに訪れたならば，アッラー以外のものを呼ぶのか。あなた がたが本当のことを言っているとすれば。」","「いや，あなたがたは，かれだけを呼ぶであろう。もしかれの御心があれば，あなたがたがかれに祈ったことによって，（その災厄を）除かれよう。その時あなたがたは，信仰していた邪なものを忘れるであろう。」","われは，あなた以前の各民族にも（使徒たちを）遣し，人々が謙虚になるよう，不幸と災厄で人々を懲らしめた。","わが災厄がかれらに下った時，何故謙虚でなかったのであろうか。かれらの心はかえって頑固になり，悪魔はかれらに対し自分たちの行ったことを立派であると思わせた。","それでかれらが，自分たちに授けられた訓戒を忘れた時，われは凡ての（良い）ことの門をかれらのために開いた。かれらがその与えられたものに歓喜していた時，われは突然襲ってやった。見なさい，かれらは絶望に陥ってしまった。","こうして不義を行った民の子孫は，絶えてしまった。万有の主，アッラーに讃えあれ。","言ってやるがいい。「あなたがたは考えなかったのか。アッラーが，もしあなたがたの視覚や聴覚を奪い，また心を封じられれば，アッラーの外にどの神がそれをあなたがたに返し授けられるかを。」見なさい。われは如何に印を繰り返したか，それでもかれらは背き去った。","言ってやるがいい。「あなたがたは考えてみなさい。仮令アッラーの懲罰が，突然にまた公然と来ても，不義の民の外，誰が滅ぼされようか。」","われは，吉報の伝達者か警告者の外には，使徒を遣さない。だから信仰して身を修める者には，恐れもなく憂いもないであろう。","だがわが印を虚偽であるとする者は，その背いていたことに対し処罰されるであろう。","（不信者に）言ってやるがいい。「アッラーの宝物がわたしの手にあるとは，あなたがたに言わない。またわたしは，幽玄界に就いても知らない。またわたしは天使であるとも言わない。 わたしは，只わたしに啓示されたことに従うだけである。」言ってやるがいい。「盲人と正常の 目の人とは同じであろうか。それでもあなたがたは反省しないのか。」","あなたは主に召されることを恐れる者に，それ（クルアーン）によって警告しなさい。かれの外にかれらを愛護するものも，執り成すものもないのである。恐らくかれらは主を畏れるであろう。","主の御喜びを求めて，朝夕，かれに祈る者を追放してはならない。かれらの（善悪の）清算は，少しもあなたの任ではなく，あなたの清算は，少しもかれらの任ではない。それで，あなたがかれらを追放するならば，あなたは不義の徒となるであろう。","このようにわれは，かれらのある者で外を試みる。それはかれらに，「アッラーが恩恵を与える者は，わたしたちの中の，これらの人びとですか。」と言わせるためである。本当に感謝する者を，最もよく知る方はアッラーではないか。","わが印を信じる者があなたの許に来たならば，言ってやるがいい。「あなたがたに平安あれ。あなたがたの主は，慈悲を御自分の務めとされる。それであなたがたの中，無知で悪事を行った者も，悔悟してその身を修めるならば（許される），本当にかれは寛容にして慈悲深くあられる。」","このようにわれは，印を詳細にわたって解明した。これは罪を犯す者の辿る道を明示するためである。","言ってやるがいい。「わたしはあなたがたが祈っているアッラー以外のものに仕えることを禁じられたのだ。」言ってやるがいい。「わたしは，あなたがたの虚しい望みに従わない。そうなれば，わたしは迷ってしまって，（正しく）導かれない。」","言ってやるがいい。「わたしは主からの明証の上に（立つ者で）あるが，あなたがたはそれを虚偽であるとした。あなたがたが急ぐこと（懲罰）は，わたしに出来ることではない。裁決は アッラーにだけ属する。かれは真実を説かれ，最も優れた裁決者であられる。」","言ってやるがいい。「もしあなたがたの急ぐこと（懲罰）が，わたしの手中にあるならば，事はわたしとあなたがたとの間で，直ぐ決定されよう。だがアッラーは，不義を行う者をもよく知っておられる。","幽玄界の鍵はかれの御許にあり，かれの外には誰もこれを知らない。かれは陸と海にある凡てのものを知っておられる。一枚の木の葉でも，かれがそれを知らずに落ちることはなく，また大地の暗闇の中の一粒の穀物でも，生気があるのか，または枯れているのか，明瞭な天の書の中にないものはないのである。","かれこそは，夜間あなたがたの魂を召される方で，あなたがたが昼間行ったことを知っておられる。またかれは昼間，あなたがたを目覚めさせ，定められた（あなたがたの生活の）期間を全うなされる。それからあなたがたはかれの御許に帰る。その時かれは，あなたがたに自分が行ったことを告げ知らせる。","かれは，しもべたちの上に権能をもつ方であられ，あなたがたに保護者（の天使）を遣される。死があなたがたの1人に臨む時，われが遣したもの（天使）たちは，それ（魂）を取り上げ る。かれら（天使たち）は，（わが命令に）怠慢ではない。","それからかれらは，真の主，アッラーに戻される。裁決はかれがなされるのではないか。かれは清算する際は極めて速い御方であられる。」","言ってやるがいい。「陸と海の暗闇の中から，あなたがたを救うのは誰か。あなたがたは心虚しく，畏れかしこんでかれに祈る。『あなたがもし，これからわたしたちを御救いになれば， わたしたちは必ず感謝を捧げる。』と。」","言ってやるがいい。「アッラーはあなたがたをこの事から，また凡ての苦悩から御救いになられる。だがあなたがたは，邪なものを崇拝する。」","言ってやるがいい。「かれはあなたがたの上から，また足許から，懲罰を下すことが出来，またあなたがたを仲間割れさせて混乱に陥らせ，またある者に，外の暴虐を味わわせることも出来る。」われは，如何に印を示すかを見なさい。恐らくかれらは会得するであろう。","これは真理であるが，あなたの民は虚偽であるとした。言ってやるがいい。「わたしは，あなたがたの後見人ではない。」","「それぞれの御告げには，それぞれ一定の期限がある。間もなくあなたがたはそれを知るであろう。」","わが啓示に就いて無駄なことに耽る者を見たならば，かれらが外の話題に変えるまで遠ざかれ。仮令悪魔があなたに忘れさせても，気付いた後は不義の民と同席してはならない。","主を畏れる者には，かれら不義の徒の清算に就いて少しも責任はない。だが念のため訓戒しておく，恐らくかれらは主を畏れるであろう。","自分の教えを，遊びや戯れとする者と，現世の生活に欺かれている者たちは，放っておきなさい。そして各人はその行いによって，自ら破滅に陥ることをそれで訓戒しなさい。アッラーの外には，どんな守護者も執り成す者もない。凡ての代償を提出しても，受け入れられないであろ う。これらの者は自分の行ったことによって滅び，主を拒否したために煮えたった湯を飲み，また痛烈な懲罰を受けるであろう。","言ってやるがいい。「わたしたちはアッラーの外に，わたしたちに益もなく害もないものに祈れようか。わたしたちは一度アッラーに導かれた後に，地上で悪魔の誘惑に迷わされた者のように，わたしたちの踵を返せるであろうか。かれには（よい）仲間たちがいて，『わたしたちのもとに来なさい』と正しい道に招いているではないか」言ってやるがいい。「アッラーの導きこそ（真の）導きである。わたしたちは，万有の主に服従，帰依しなさいと命じられている。」","「また『礼拝の務めを守り，かれを畏れなさい。かれこそはあなたがたを御許に召集なされる方であられる。』（と命じられている。）」","またかれこそは真理をもって，天と地を創造された方であられる。その日は，かれが「有れ」と仰せになれば，即ち有るのである。かれの言葉は真実である。ラッパが吹かれる日，大権はかれに属する。かれは幽玄界も現象界をも知っておられる。かれは英明にして凡てに通暁しておられる。","イブラーヒームがその父アーザルに，こう言った時を思え。「あなたは偶像を神々となさるのか。本当にあなたとあなたの民は，明らかに誤っていると思う。」","われはこのように，天と地の王国をイブラーヒームに示し，かれを全く迷いのない信者にしようとしたのである。","夜（の暗闇）がかれを覆う時，かれは一つの星を見た。かれは言った。「これがわたしの主です。」だが星が沈むと，かれは言った。「わたしは沈むものを好みません。」","次いでかれは月が昇るのを見て，言った。「これがわたしの主です。」だがそれが沈むと， かれは言った。「わたしの主がわたしを導かれなかったら，わたしはきっと迷った民の仲間になったでしょう。」","次いでかれは太陽が昇るのを見て，言った。「これがわたしの主です。これは偉大です。」だがそれが沈むと，かれは言った。「わたしの人びとよ，わたしはあなたがたが，崇拝する者と絶縁します。","わたしは天と地を創られた方にわたしの顔を向けて，純正に信仰します。わたしは多神教徒の仲間ではない。」","だがかれの人びとは，反論した。かれは言った。「あなたがたはアッラーに就いて，わたしと論議するのか。かれは確かにわたしを御導き下された。わたしはあなたがたが，かれと並べて崇めるものを，少しも畏れない。わたしの主が御望みにならない限りは（何事も起こり得ない）。わたしの主は凡てを，御知識の中に包含なされる。あなたがたは留意しないのか。","わたしがどうして，あなたがたの崇拝するものを畏れようか。かれが何の権能も授けられないものを，あなたがたは恐れずにアッラーに並べて崇めているではないか。それで両群（一神教と多神教）のどちらが，もっと平安を得るに値するのか。あなたがたがもし知っているなら（答えなさい）。","信仰して，自分の信心に不義を混じえない者，これらの者は安全であり，（正しく）導かれる者である。」","これはわれがイブラーヒームに授け，その民を説得するために述べた確証であった。われは嘉する者の（英知や徳性の）階位を高める。誠にあなたの主は英明にして全知であられる。","われはかれ（イブラーヒーム）に（子）イスハークと（孫）ヤアコーブを授けて，それぞれ導いた。先にヌーフも導いた。またかれ（イブラーヒーム）の子孫の中には，ダーウードと，スライマーン，アイユーブ，ユースフ， ムーサー，ハールーンがいる。われはこのように善い行いをする者に報いる。","またザカリーヤー，ヤヒヤー，イーサーとイルヤースがいる。それぞれみな正義の徒であっ た。","またイスマーイール，アル・ヤサア，ユーヌスとル―トがいる。われはかれらを，皆世に秀でた者とした。","またかれらの祖先と子孫と兄弟の中，われはかれら（のある者）を選んで正しい道に導いた。","これはアッラーの導きであり，かれはそのしもベの中から，御好みになられる者を導かれる。もしかれらが（神々をかれと）並べたならば，凡ての行いは，かれらにとって，虚しいものと なろう。","これらの者はわれが，啓典と識見と預言の天分を授けた者である。それでもしかれらがこれを信じないならば，われはこれらを拒否しない（別の）者にこれを委ねるであろう。","これらの者は，アッラーが導かれた者であるから，かれらの導きに従いなさい。言ってやるがいい。「わたしはこのために，どんな報酬もあなたがたに求めない。これは只諸民族に対して （アッラーの真意を）思い起させるだけである。」","かれらが「アッラーは人間に何も（啓示を）下されていない。」と言うのは，アッラーを尊崇すべきように，尊崇していないからである。言ってやるがいい。「ムーサーが齎した，人間に対する光明と導きの啓典を，下したのは誰か。あなたがたはそれを紙に書いて，それ(のあるもの)を示すが，多くを隠すではないか。あなたがたもあなたがたの祖先たちも知らなかったことを，教えられたではないか。」言ってやるがいい。「アッラーであられる。」だから放って置け，かれらには空論で遊戯に耽らせておきなさい。","これはわれが下した祝福された啓典で，以前に下したものを確証し，また諸都市の母（マッカ）とその周辺に，あなたが警告するためである。来世を信じる者は，かれらの礼拝を守りそれを信仰するであろう。","アッラーについて，虚偽を作り上げる以上に，不義を行う者があろうか。また何も啓示を受けないのに「わたしに，啓示が下った。」と言う者。あるいは「わたしはアッラーが下されたのと，似たものを下せる。」と言う者（以上に不義者があろうか）。これらの不義の徒が，末期の 痛苦の中で，天使たちが手を差し出して，「あなたがたの魂を渡せ。あなたがたはアッラーに就いて，真実ではないことを言ったりその印にたいして倣慢な態度をとってきたりしたことに，恥ずべき懲罰を載くのだ。」と言う時の姿をあなた（ムハンマド）に見せてやりたいものである。","（復活の日にかれらはこう言われるであろう。）「まさにあなたがたは，われが最初あなたがたを創った時のように，一人々々われの許に来た。われがあなたがたに与えていたものを，凡て背後に残してきた。われはあなたがたが主の同位者と主張していたその執り成す者もあなたがたと一緒に見えてはいない。今あなたがたの間の絆は断たれ，あなたがたの主張していたものも離れ去った。」","穀粒や堅い種子を裂き開くのは，本当にアッラーである。かれは死から生を齎し，また生から死を齎される。それがアッラーである。どうしてあなたがたは背き去るのか。","かれは，夜明を打ち開く方であり，また休息のために夜を定め，太陽と月を計算のために置かれる。それが，偉力ならびなく全知であられる方の摂理である。","かれこそは，あなたがたのため群星を置かれた方で，あなたがたはそれによって，暗黒の陸でも海でも（正しい道に）導かれる。われは知識ある人びとに印の特恵を与えている。","かれこそは，1人からあなたがたを創られた方で，（あなたがたのために）安任と寄留の所を（定められた）。われは理解ある人びとにわが印の特恵を与えている。","かれこそは，雨を天から降らす方である。われはこれをもって凡てのもの（植物）の芽を萌え出させ，次に新緑（の群葉）を出させ，累々と穀物を実らせる。またナツメヤシの莢から，（重く）垂れ下がった房（を生え出させ），またブドウ，オリーブ，ザクロ等，同類異種の果樹（を育てる）。その果実が結び，そして成熟するのを観察しなさい。その中には本当に信仰する人々への印がある。","かれらは幽精〔ジン〕をアッラーと同位に置く。だがかれら（幽精）はかれが創られたもの。またかれら（不信者）は知識もなく，愚かにもかれに男児や女児があるとする。かれに讃えあれ。かれはかれらが同列にするものの上に，高くおいでになられる。","かれは天と地の創造者であられる。かれには配偶もないのに，どうして子を持つことが出来ようか。かれは万有を創られた。かれは凡てのことを知っておられる。","それがアッラー，あなたがたの主である。かれの外に神はないのである。凡てのものの創造者である。だからかれに仕えなさい。かれは凡てのことを管理なされる。","視覚ではかれを捉えることはできない。だがかれは視覚そのものさえ捉える。またかれはすべてのことを熟知され，配慮されておられる。","本当に明証が，あなたがたの主から下ったのである。だから目を開く者は自分の魂を益し，目を閉ざす者は自分の魂を傷つける。わたしはあなたがたが行っていることの見張り人ではない 。","われはこのように印を提示する。これはかれらが，「あなたは，克明に教えられた。」と言い，また知識ある人々にそれを解明するためである。","主からあなたに啓示されたものに従え。かれの外に神はないのである。あなたは多神教徒から遠ざかりなさい。","もしアッラーの御心があれば，かれらはかれ以外を崇拝しなかったであろう。われは，かれらの行為の監視をあなたに委ない。あなたはかれらの後見人でもない。","あなたがたは，かれらがアッラーを差し置いて祈っているものを謗ってはならない。無知のために，乱りにアッラーを謗らせないためである。われはこのようにして，それぞれの民族〔ウンマ〕に，自分の行うことを立派だと思わせて置いた。それからかれらは主に帰る。その時かれは，かれらにその行ったことを告げ知らされる。","かれらは，非常に厳かにアッラーにかけて誓い，「もし印がかれらに下るならば，必ずそれを信仰するのに。」と言う。言ってやるがいい。「すべての印は，ただアッラーの御許にある」 。だが，たとえ印が来ても，かれらが信じないことを，どのようにしてあなたがたに分からせよ うか。","かれらが最初これを信じなかった時のように，われはかれらの心と目を混乱させて，かれらの反逆を放任し，当てもなくさ迷わせるであろう。","仮令われが，かれらの天使たちを遣し，また死者がかれらに語りかけ，また凡てのものを， かれらの前に集めても，もしアッラーが御好みにならない限り，かれらはきっと信じないであろう。全くかれらの多くは，無知なのである。","こうしてわれは，どの預言者にも敵を作った。それは，人間とジンの中の悪魔であって，そのある者が他を感激させ，はなやかな言葉で，唆し騙している。主の御心でないならば， かれらはそうしなかったであろう。だからかれらのその虚偽を放って置きなさい。","来世を信じない者の心をそれに傾かせてかれらをそれで喜ばせ，その行っていることに満足させるためである。","（言ってやるがいい。）「どうしてわたしがアッラー以外に裁きを求めようか。かれこそは，詳細に説明された啓典を，あなたがたに下された方ではないか。」われが啓典を授けた程の者ならば，それがあなたの主から，真理によって下されたことを知っている。だからあなたは疑う 者の仲間になってはならない。","あなたの主の言葉は，真実公正に完成された。誰もかれの言葉を変えることは出来ない。かれは全聴にして全知であられる。","あなたがもし地上の多くの者に従うならば，かれらはアッラーの道からあなたを迷わすであろう。かれらは只臆測に任せて，虚言をこととするに過ぎない。","本当にあなたの主は，かれの道から迷い去った者を最もよく知っておられる。また正しく導かれた者を最もよく知っておられる。","だからあなたがたが，もしアッラーの啓示を信じるならば，かれの御名が唱えられたものを食べなさい。","あなたがたは，アッラーの御名が唱えられたものを，どうして食べないのか。かれは，あなたがたに禁じられるものを，明示されたではないか。だが，止むを得ない場合は別である。本当に多くの者は，知識もなく気まぐれから（人びとを）迷わす。あなたの主は，反逆者をもよく知っておられる。","公然の罪も内密の罪も避けなさい。本当に罪を犯した者は，その行ったことに対し報いを受けるであろう。","またアッラーの御名が唱えられなかったものを食べてはならない。それは実に不義な行いである。しかし悪魔は，自分の友を唆し，あなたがたと議論させようとする。あなたがたがもしかれらに従うならば，あなたがたは正に多神教徒である。","死んでいたものに，われは生命を授け，また光明を与える。これによって人びとの間を往来する者と，暗黒の中にあってそれから出られないような者と同じであろうか。このように不信者には，その行っていたことを立派だと思わせるのである。","このようにわれは，それぞれの町の有力者を罪深い者にして，そこで策謀させる。しかしかれらは自分自身に対して策謀するだけで，それに自ら気付かない。","（主から）一つの印がかれらにやって来れば，「アッラーの使徒たちに与えられたようなものが，わたしたちに下るまでは信じないであろう。」と言う。アッラーは何処で（また如何に） かれの使命を果たすべきかを，最もよく知っておられる。やがて罪深い者は，その（しでかした ）凡ての策謀に対して，アッラーの御許で屈辱と痛烈な刑を受けるであろう。","凡そアッラーが導こうと御望みになった者は，イスラームのためにその胸を開く。だが迷う に任せようと御考えになった者には，その胸をまるで天に登ろうとするかのようにしめせばめる （もがき苦しめる）。このようにアッラーは，信仰を拒否する者に恥辱を加えられた。","これがあなたの主の道，正しい道である。われは訓戒を受け入れようとする民のために，印を詳細に示す。","かれらは，主の御許に平安な住まいを得る。かれは，かれらの行った（正しい行いの）ためにかれらの保護者となられる。","かれが一斉にかれらを召集される日，（主は）「ジンの方々よ，あなたがたは人びとの多くを惑わせたのである。」（と仰せられよう。）人びとの中，かれら（ジン）の友がいて言う。「 主よ，わたしたちは互いに利用し合いましたが，あなたがわたしたちに定められた期限が到来し ました。」かれは仰せられよう。「業火があなたがたの住まいである。」アッラーの御好みになる限り，永遠にその中に住むであろう。本当にあなたの主は英明にして全知であられる。","このようにわれは，かれらが行ったことのために，不義の徒は不義の徒同志で近寄らせる。","「ジンと人間の方々よ，あなたがたの間から挙られた使徒たちが，あなたがたの許に来て，わが印をあなたがたのもとに復唱し，あなたがたのこの日の会見に就いて，警告しなかったのか。」かれらは申し上げるであろう。「わたしたちは，自分の意に反し証言いたします。」本当に現世の生活がかれらを感わせ，自分が不信者であったことを，自分の意に反して証言する。","これはあなたの主がその民の（犯した不義を自ら）意識しない中に，乱りに町を滅ぼされないためである。","各人にはその行ったことに応じて，種々の等級があろう。あなたの主は，かれらの行ったことを見逃しになさらない。","あなたの主は満ち足られる御方，慈悲深き主であられる。もしかれが御好みになられるならば，あなたがたを追放することも出来，御心に適う者にあなたがたを継がせられる。丁度外の民の子孫から，あなたがたを興されたように。","本当にあなたがたに約束されたことは必ず到来する。あなたがたは（それを）逃がれることは出来ない。","言ってやるがいい。「わたしの人びとよ，あなたがたの仕方で行いなさい。わたしもまた（わたしの務めを）行う。あなたがたはこの終局の住まいが，誰のものかをやがて知ろう。不義を行う者は，決して成功しないであろう。」","かれらは，アッラーが創られた穀物と家畜の一部分を勝手な空想によって（供えて），「これはアッラーに，そしてこれはわたしたちの神々に。」と言う。だが神々に供えたものはアッラーには達しない。そしてアッラーに供えたものが，かれらの神々に達する。かれらの判断こそ災いである。","こうしてかれらの神々は，多くの多神教徒を魅了してかれらの子女を殺すようにしむけた。これはかれらを滅ぼし，また人々の宗教を混乱させるためである。もしアッラーの御心があれば，かれらはそうしなかったであろう。だからかれらとその捏造したものを放って置け。","またかれらは「これこれの家畜と穀物は禁じられる。わたしたちが許す者の外に，誰も食べることは出来ない。」などとかれらの勝手な決断により，背中が禁忌になっている家蓄，また（屠殺にさいし）それに，アッラーの御名を唱えない家畜などと（捏造して）言う。（これらは凡 て）かれに対する捏造である。かれはこの捏造に照らし，やがて報われるであろう。","またかれらは言う。「この家畜の胎内にあるものは，わたしたち男の専用であり，わたしたちの女には禁じられる。だが死産の場合は，誰でも皆それにあずかれる。」かれは，かれらの虚構に対しやがて報われる。本当にかれは英明にして全知であられる。","無知のため愚かにもその女児を殺し，アッラーがかれらに与えられたものを禁じ，またアッラーに対し捏造する者たちは，正に失敗者である。かれらは確かに迷った者で，正しく導かれない。","かれこそは棚を備えた果樹園，また棚のない果樹園を創られる御方であり，またナツメヤシや様々な味の異なった農作物，とオリーブ，ザクロその外同類異種のものをも（創られた御方である）。実が熟したならば食べなさい。収穫の日には，定めの喜捨を供出し，浪費してはならない。本当にかれは，浪費の徒を御愛でになられない。","また，家畜のあるものは荷を負い，あるものは食用である。アッラーがあなたがたに与えるものを食べ，悪魔の歩みに従ってはならない。かれはあなたがたにとって，公然の敵である。","頭の雌雄のうち羊1対とヤギ1対，言ってやるがいい。「かれは，2雄または2雌，と2雌の胎内にあるものの，どれを禁じられたのか。あなたがたが誠実ならば，知っているところをわたしに告げなさい。」","また，ラクダ1対と牛1対。言ってやるがいい。「かれは，2雄または2雌，と2雌の胎内にあるもののどれを，禁じられたのか。アッラーがこれをあなたがたに命じられる時，あなたがたはその場にいたのか。知識もなく人を迷わせるために，アッラーに就いて虚偽を捏造するより，甚だしい不義があろうか。誠にアッラーは，不義を行う民を導かれない。」","言ってやるがいい。「わたしに啓示されたものには，食べ度いのに食べることを禁じられたものはない。只死肉，流れ出る血，豚肉――それは不浄である――とアッラー以外の名が唱えられたものは除かれる。だが止むを得ず，また違犯の意思なく法を越えないものは，本当にあなたの主は，寛容にして慈悲深くあられる。」","ユダヤの（法に従う）者には，われは凡ての爪のある動物を禁じ，また牛と羊は，その脂を禁じた。只背と内臓に付着し，または骨に連なった脂は，別である。これは，かれらの不正行為に対する応報で，われは本当に真実である。","それでもかれらがあなたを虚言者であるとするなら，言ってやるがいい。「あなたがたの主は慈悲深い主で，凡てを包容なされる方である。だが不義の民は，かれの懲罰は免れられない。」","（アッラー以外に神々を） 崇拝する者は言うであろう。「アッラーが御好みになられるならば，わたしたちも祖先も（他の神々を）崇めず，また何も禁じなかったであろうに。」このようにかれら以前の者も，われの懲罰を味わうまでは（真理）を信じなかった。言ってやるがいい。「あなたがたは，果たして知識 があるのか。それならわたしたちに現わせ。あなたがたは，只臆測に従うだけ。本当にあなたがたは，真実ではないことを言うに過ぎない。」","言ってやるがいい。「最後の論証は，アッラーに属する。かれが御好みになられるならば，あなたがたを一勢に導かれたであろう。」","言ってやるがいい。「アッラーはこれを禁じられたと証言出来る，あなたがたの証人を連れて来なさい。」仮令かれらが証言しても，あなたはかれらと一緒に証言してはならない。またわが印を偽りであるとする者の，虚しい要望に従ってはならない。かれらは来世を信じないで，またかれらの主に同位のものを配する者たちである。","言ってやるがいい。「さて，わたしは主があなたがたに対し禁じられたことを，読誦しよう。かれに何ものでも同位者を配してはならない。両親に孝行であれ。困窮するのを恐れて，あなたがたの子女を殺してはならない。われは，あなたがたもかれらをも養うものである。また公けでも隠れていても，醜い事に近付いてはならない。また，アッラーが神聖化された生命を，権利のため以外には殺害してはならない。このようにかれは命じられた。恐らくあなたがたは理解するであろう。","孤児が成人に達するまでは，最善の管理のための外，あなたがたはその財産に近付いてはならない。また十分に計量し正しく量れ。われは誰にもその能力以上のことを負わせない。またあなたがたが発言する時は，仮令近親（の間柄）でも公正であれ。そしてアッラーとの約束を果しなさい。このようにかれは命じられた。恐らくあなたがたは留意するであろう。","本当にこれはわれの正しい道である，それに従いなさい。（外の）道に従ってはならない。それらはかれの道からあなたがたを離れ去らせよう。このようにかれは命じられる。恐らくあなたがたは主を畏れるであろう。」","以前，われはムーサーに啓典を授けた。これは善行をする者に対する完全，無欠の啓典であり，凡てのことを詳細に解明し，導きであり，慈悲である。恐らくかれらは，主との会見を信じるであろう。","だがこれ（クルアーン）は，われが下した祝福された啓典である。だからこれに従って，あなたがたの義務を尽くしなさい。恐らくあなたは，慈悲に浴するであろう。","（これは，）あなたがたに，「啓典はわたしたち以前に，唯二つの宗派にだけ下された。わたしたちはかれらの読むものに，不案内であった」と言わせないためである。","またあなたがたに「もしわたしたちに啓典が下されたならば，きっとかれらよりもよく導きに従ったであろうに。」と言わせないためである。今あなたがたの主からの明証，と導きと慈悲とが正に齎されている。それでもアッラーの印を偽りであるとして，それから背き去る以上 に甚しい不義の徒があろうか。わが印から背き去った者を，われはやがて背き去ったことのために，厳しい懲罰で報いるであろう。","かれらは，只天使たちがやって来るのを待つのか，または主が臨まれるか，または（審判の日の接近を知る）主の印の一部がやって来るのを待つばかりである。主の何らかの印がやって来る日，前もって信仰して善行に励んでいない限り，かれらの信仰が魂に役だつことはないであろう。言ってやるがいい。「あなたがたは待て。わたしも待つものである。」","かれらの教えから離れて分派した者に就いては，あなたは少しも関わりはない。かれらのことは，アッラーの御手に委ねよ。かれはその行ったことを，間もなくかれらに告げ知らせられる。","善いことを行う者は，それと同じようなものを10倍にして頂ける。だが悪いことを行う者には，それと等しい応報だけで，かれらは不当に扱われることはないであろう。","言ってやるがいい。「本当に主は，わたしを正しい道，真実の教え，純正なイブラーヒームの信仰に導かれる。かれは多神教徒の仲間ではなかった。」","（祈って） 言ってやるがいい。「わたしの礼拝と奉仕，わたしの生と死は，万有の主，アッラーのためである。","かれに同位者はありません。このように命じられたわたしは，ムスリムの先き駆けである。」","言ってやるがいい。「アッラーは凡てのものの主であられる。わたしがかれ以外に主を求めようか。」各人はその行いに対する以外に，報酬はないのである。重荷を負う者は，外の者の重荷を負わない。やがてあなたがたは，主の御許に帰るのである，その時かれはあなたがたの争ったことに就いて，告げ知らせられる。","かれこそはあなたがたを地上の（かれの）代理者となされ，またある者を外よりも，位階を高められる御方である。それは与えたものによって，あなたがたを試みられるためである。あなたの主は懲罰する際は極めて速い。しかし，本当にかれは寛容にして慈悲深くあられる。"],"n":"Al-Anaam"},{"i":7,"v":["アリフ・ラーム・ミーム・サード。","（これは）あなたに下した啓典である。あなたはそれで，もう意気そそうしてはならない。あなたが信者たちに訓戒し，警告するため（に下されたもの）である。","（人びとよ）主からあなたがたに下されたものに従い，かれ以外の保護者に従ってはならない。だがあなたがたの（中），教訓に留意する者は少ない。","われは如何に多くの町を滅したことであろうか，わが力は夜の間に，またかれらの昼の休みに（突然）襲いかかる。","わが懲罰がかれらに下った時，かれらは只「わたしたちは，本当に不義を行っていた。」と言うだけであった。","それからわれは，使徒が遣された者たちを尋問し，また使徒たちをも尋問する。","それからわれは，（確かな）知識に基づいてかれらに告げるであろう。「われは決して不在（の時および所）はないのである。」","量はその日，真正である。（善行の）目方の重い者は，成功する者である。","また目方の軽い者は，わが印を軽んじたため自分を損う者である。","われは地上において，あなたがた（人間）に力をもたせ，またあなたがたのため，そこに生計の道を授けた。だがあなたがたの（中），感謝する者は僅かである。","われはあなたがたを創り，形を授け，それからわれは，天使たちに向かって，「アーダムにサジダしなさい。」と告げた。それで外のものは皆サジダしたが，悪魔〔イブリース〕はサジダした者の中に加わらなかった。","かれは仰せられた。「われがあなたに命じた時，どうしてサジダしなかったのか。」悪魔は答えた。「わたしはかれよりも優れております。あなたはわたしを火から御創りになりましたが，かれを泥で創られました。」","かれは仰せられた。「ここから落ちてしまえ。あなたはここで高慢であるべきではない。立ち去れ。あなたは本当に卑しむべき者である。」","悪魔は答えた。「かれらが甦らされる日まで，わたしを猶予して下さい。」","かれは，「あなたは猶予されよう。」と仰せられた。","悪魔は答えた。「あなたがわたしを惑わされたので，わたしはあなたの正しい道の上で，人々を待ち伏せるであろう。","そしてわたしは，かれらを前から，後ろから，右てからも左てからも襲いましょう。あなたはかれらの多くの者が，（御慈悲に対し）感謝しないことが御分かりになるでしょう。」","かれは仰せられた。「恥辱を受けて追われて，ここから出て行け。凡そかれらの中あなたに従う者があれば，われはあなたがたの人々で地獄を満たすであろう。」","（それからアーダムに仰せられた。） 「アーダムよ，あなたとあなたの妻は楽園に住み，随所であなたがた（の好むものを）食べなさい。只この樹に近付いて不義を犯してはならない。」","その後悪魔〔シャイターン〕はかれらに囁き，今まで見えなかった恥かしいところを，あらわに示そうとして言った。「あなたがたの主が，この樹に近付くことを禁じられたのは，あなたがたが天使になり，または永遠に生きる（のを恐れられた）からである。」","そしてかれは，かれら両人に誓っ（て言っ）た。「わたしはあなたがたの心からの忠告者である。」","こうしてかれは両人を欺いて堕落させた。かれらがこの木を味わうと，その恥ずかしい処があらわになり，2人は園の木の葉でその身を覆い始めた。その時主は，かれらに呼びかけて仰せられた。「われはこの木をあなたがたに禁じたではないか。また悪魔〔シャイターン〕は，あなたがたの公然の敵であると告げたではないか。」","かれら両人は言った。「主よ，わたしたちは誤ちを犯しました。もしあなたの御赦しと慈悲を御受け出来ないならば，わたしたちは必ず失敗者の仲間になってしまいます。」","かれは仰せられた。「あなたがたは落ちて行け，あなたがたは互いに敵となるであろう。あなたがたには地上に住まいと，一定の期間の恵みがあろう。」","かれは仰せられた。「そこであなたがたは生活し，死に，またそこから（復活の時に）引き出されるであろう。」","アーダムの子孫よ，われは，恥ずかしいところを覆い，また飾るために衣装をあなたがたに授けた。だが篤信という衣装こそ最も優れたものである。これはアッラーの印である。恐らくかれらは諭されるであろう。","アーダムの子孫よ，あなたがたは悪魔に惑わされてはならない。かれが昔，あなたがたの祖先に，その恥ずかしいところを見せるため，かれら2人の衣を奪い，楽園から追い出したように。かれ（悪魔）とかれの一味は，あなたがたの見えない所からあなたがたを見ている。本当にわれは悪魔を不信心な者たちの友とした。","かれらは淫らなことをする時，「わたしたちは祖先が行うのを見た。またアッラーがこれをわたしたちに命じられた。」と言う。言ってやるがいい。「アッラーは決して淫らなことを命じられない。あなたがたはアッラーに就いて，知りもしないことをロにするのか。」","言ってやるがいい。「わたしの主は，正義を命じられる。それであなたがたは全霊をうち込み，何処のマスジドでも，かれに信心の誠を尽くして祈りなさい。最初あなたがたを創られたように，あなたがたは（かれに）帰るのである。","かれはある一団の者を導かれ，またある一団の者には迷いを正当となされる。かれらはアッラーを差し置いて悪魔を保護者となし，正しい導きにあずかれると考えている。」","アーダムの子孫よ，何処のマスジドでも清潔な衣服を体につけなさい。そして食べたり飲んだりしなさい。だが度を越してはならない。本当にかれは浪費する者を御好みにならない。","言ってやるがいい。「アッラーがしもぺたちに与えられた，かれからの（賜物）や，食料と して（与えられた）清浄なものを，誰が禁じたのか。」言ってやるがいい。「これらのものは， 現世の信仰する者たちのためのものであり，特に審判の日には完全に信者の専有するものとなる。」われはこのように印を，理解ある人々に解明する。","言ってやるがいい。「本当にわたしの主が禁じられたことは，あからさまな，また隠れた淫らな行いや罪，真理や道義に外れた迫害，またアッラーが何の権威をも授けられないものを崇拝すること。またアッラーに就いて，あなたがたが知らないことを語ることである。」","それぞれの民には，一定の期限がある。だからその期限がやって来れば，一刻も遅らすことも出来ず，早めることも出来ない。","アーダムの子孫よ，あなたがたの間から使徒がやって来て，わが印をあなたがたに語る時，主を畏れて身を修める者には，恐れもなく憂いもないであろう。","しかしわが印を偽りであるとする高慢な者は，業火の住人として，その中に永遠に住むであろう。","凡そアッラーに就いて偽りを捏造し，またその印を拒否することより甚しい不義があろうか。それらの者には（主の）啓典に，（定められている）かれらの分け前が，到来するであろう。わが使徒（天使）がかれらを訪れて魂をとり上げる時，かれら（天使）は言う。「アッラーを差 し置いて，あなたがたが祈っていたものは何処にいるのか。」かれらは言うであろう。「かれらは，わたしたちから逸れました。」かれらは自分で，本当に不信心であったことを立証する。","かれは仰せられた。「あなたがたは以前に行った，ジンと人間の一団と共に火獄に入れ。」そして一団が火獄に入る度に，必ず（先に行った）仲間の一団を呪う。全部の者が，次々にその中に入ると，後の一団は最初の一団をさして言う。「主よ，わたしたちを迷わせたのは，これらの者です。だから2倍の火獄の刑罰を与えて下さい。」かれは仰せられよう。「誰もみな2倍（の刑罰が）与えられよう。だがあなたがたはそれを知らない。」","また前の一団は，後の一団に向かって言うであろう。「あなたがたは，何もわたしたちに優るところはないのです。それであなたがたが行ったことに対し，懲罰を味わいなさい。」","わが印を偽りであるとし，それに対し高慢であった者たちには，天の間は決して開かれないであろう。またラクダが針の穴を通るまで，かれらは楽園に入れないであろう。このようにわれは罪ある者に報いる。","かれらには，臥床として地獄があり，その上は（層また層で）覆われよう。われはこのように不義なる者に報いる。","だが信仰して善い行いに励む者は，われは誰にも，能力以上のものを負わせない。かれらは楽園の住人である。その中に永遠に住むのである。","われはかれらの心の中の怨恨を除き，かれらの足元に川を流す。かれらは言うであろう。「わたしたちをこの（幸福）に御導き下された，アッラーを讃える。もしアッラーの御導きがなかったならば，わたしたちは決して（正しく）導かれなかったでありましょう。主の使徒たちは，確かに真理を伝えました。」（声があり）かれらは呼びかけられる。「これが楽園である。あなたがたは（正しい）行いのために，ここの居住者となれたのである。」","楽園の仲間は火獄の仲間に向かって叫ぶであろう。「わたしたちは主の約束が真実であることが分った。あなたがたも主の約束が真実であることが分ったか。」かれらは「はい」と答えるであろう。その時1人の告知人が，両者の間で叫ぶであろう。「アッラーの御怒りは，不義の徒 の上に下るのだ。","これらの者はアッラーの道から（人びとを）背かせ，また歪めようとした者であり来世を信じない者たちであった。」","両者の間には仕切りの壁があり，高い壁の上には印によって，凡ての者を見分ける人びとがいて，かれらは楽園に行く人を呼んで（言う）。「あなたがたに平安あれ。」かれらは望んでいるのだが，そこに入ることは出来ない。","次に目を火獄の住人の方に向けるとかれらは，「主よ，わたしたちを不義の人びとと一緒にしないで下さい。」と言うであろう。","高い壁の上にいる人びとは，その印によって見分けた人びとに向かって呼びかけて，言う。「あなたがたは（財を）積み，大いに自慢していたが何の役にも立たなかった。","これらの人々は，アッラーがかれらには慈悲を施さないであろうと，あなたがたが断言した人びとではないか。（これらの人々に就いては）さあ楽園に入りなさい。あなたがたには，恐れもなく憂いもないであろう。」（と言われるであろう）。","火獄の仲間は楽園の仲間を呼んで（言う）。「わたしたちに水を注いでくれ。またはアッラーが，あなたがたに与えられたものを恵んでくれ。」かれらは（答えて）言う。「アッラーは，そのどちらをも，不信者には禁じられる。」","かれらは自分の宗教を遊びや戯れと心得，またこの世の生活に欺かれた者たちである。それでかれらがこの日の会見を忘れ，またわが印を拒否していたように，今日われはかれらを忘れるであろう。","われはまさに啓典をかれらに下し，知識によって詳しく述べた。これは信じる人びとへの導きであり，慈悲である。","かれら（マッカの人びと）は，その解明を待つ以外にはない。その解明が行われる日になって，先にこれを軽視していた者は言うであろう。「主の使徒たちは，確かに真理を伝えたのだ。昔かれらがわたしたちのために執り成したように，執り成す者はないのか。それともわたしたちは（地上の生活に）返されて，わたしたちがしなかった行いをすることが出来ないのか。」実際に，かれらは自分の魂を滅ぼし，勝手に造りあげていたものたちはかれらから姿を消してしまった。","本当にあなたがたの主はアッラーであられる。かれは6日で天と地を創り，それから玉座に座 しておられる。かれは昼の上に夜を覆わせ，夜に昼を慌ただしく相継がしめなされ，また太陽，月，群星を，命に服させられる。ああ，かれこそは創造し統御される御方ではないか。万有の主アッラーに祝福あれ。","謙虚にまた目立たない隠れたところで，あなたがたの主に祈れ。かれは教えに背く者を御好みになられない。","秩序が定められた後，地上で悪を行ってはならない。恐れと熱情をもってかれに祈れ。本当にアッラーの慈悲は，（常に）善行をなす者の近くにある。","かれこそは，慈悲に先んじて吉報を齎す風を送られる御方である。それが（雨を）含んだ重い雲を運ベば，われはそれを死んでいる地に送って雨を降らせ，これによって各種の果実を生産させる。われはこのように死者を甦らせる。恐らくあなたがたは悟るであろう。","良い土には，主の御許しによって，草木が茂る。悪い上には，貧弱なものの外生長しない。われはこのように感謝する者のために，繰り返し各種の印を解明している。","先にわれはヌーフをその民に遺わした。かれは言った。「わたしの人びとよ，アッラーに仕えなさい。かれの外に神はないのである。本当にわたしは，偉大な日の懲罰をあなたがたのために恐れる。」","かれの民の長老たちは言った。「本当にわたしたちは，あなたが明らかに間違っていると思う。」","かれは（答えて）言った。「人びとよ，わたしは間違うことはない。それどころか，わたしは万有の主の使徒である。","わたしはあなたがたに，主の神託を宣べ伝え，また助言を呈する。わたしはあなたがたが知らないことを，アッラーから知るものである。","あなたがたの中の1人を通じ，主の訓戒があなたがたにやって来たことを驚くのか。そしてあなたがたに警告し，主を畏れるようにし，あなたがたを慈悲に浴させるであろう。」","だがかれらはヌーフを拒否した。それでわれは，かれと方舟の中で一緒であったものたちを救い，わが印を偽りであるとした者たちを溺れさせた。本当にかれらは盲目の民であった。","(（われは）またアードの民に，その同胞のフードを（遣わした)。かれは言った。「わたしの人びとよ，アッラーに仕えなさい。あなたがたには，かれ（アッラー）の外に神はないのである。あなたがたは主を畏れないのか。」","かれの民の中不信心な長老たちは言った。「わたしたちは，実際あなたを愚かな者だと思う。またあなたは，本当の嘘つきだと考える。」","かれは言った。「人びとよ，わたしは愚か者ではない。それどころか，わたしは万有の主からの使徒である。","わたしは，あなたがたに主の神託を宣べ伝え，また誠実な信頼出来るあなたがたへの助言者である。","あなたがたの中の1人を通じて警告するために，主の訓戒があなたがたにやって来たことを驚くのか。主はあなたがたにヌーフの民の後継ぎをさせ，またあなたがたの体が強大にされたことを思いなさい。だからアッラーの恩恵を念じなさい。きっとあなたがたは成功するであろう。」","かれらは言った。「あなたは，わたしたちがアッラーだけに仕え，わたしたちの祖先が仕えていたものを捨てさせるために来たのか。もしあなたが真実ならば，あなたが脅すものをわたしたちに齎せ。」","かれは言った。「あなたがたの主の懲罰と御怒りは，既にあなたがたに下っている。あなたがたと，あなたがたの祖先が命名した（偶像の）名に就いて，アッラーが何の権威をも授けられないものに就いて，あなたがたはわたしと論争するのか。それなら待て。本当にわたしも，あなたがたと共に待っている者である。」","それだからわれは慈悲をもって，かれと一緒にいる者たちを救い，わが印を拒否した者と信仰しなかった者たちを根絶してしまった。","（われは）また，サムードの民にその同胞サーリフを（遣わした）。かれは言った。「わたしの人びとよ，アッラーに仕えなさい。あなたがたには，かれの外に神はないのである。今主から証があなたがたに下った。このアッラーの雌ラクダが，あなたがたへの印である。それでこれ をアッラーの大地に放牧して食べさせなさい。そしてあなたがたが痛ましい懲罰に遭わないよう，それに害を加えてはならない。","またかれは，アードの民の後をあなたがたに継がせ，その地に安住させられた時のことを思いなさい。あなたがたは平地に官殿を設け，また（岩）山に家を彫りこんだ。だからアッラーの御恵みを心に銘じて，悪を慎み，地上を乱してはならない。」","その民の中の高慢な長老たちは，力がないと思われていた信仰する者たちに言った。「あなたがたはサーリフが，主から遺わされたことを知っているのか。」かれらは（答えて）言った。「わたしたちは，かれが遺わされた者であることを本当に信じます。」","高慢な者たちは言った。「わたしたちは，あなたがたが信じるものを認めない。」","そこでかれらは，かの雌ラクダの膝の健を切って不具にし，（屠殺し）かれらの主の命令を倣慢無礼にも無視して，かれらは言った。「サーリフよ，もしあなたが（本当に）使徒であるならば，ふりかかってくると言っているものを，わたしたちに齎せ。」","そこで大地震がかれらを襲い，翌朝かれらはその家の中に平伏していた。","それで（サーリフは）かれらから去って言った。「わたしの人びとよ，確かにわたしは主の御告げを宣ぺ伝え，またあなたがたに助言をした。だがあなたがたは誠実な助言者を喜ばない。 」","また（われは）ルートを（遺わした），かれはその民に言った。「あなたがたは，あなたがた以前のどの世でも，誰も行わなかった淫らなことをするのか。","あなたがたは，情欲のため女でなくて男に赴く。いやあなたがたは，途方もない人びとである。」","かれの民は，只（互いに）こう言うだけであった。「かれらを，あなたがたの村から追い出せ。かれらは本当に清純ぶった人たちである。」","こうしてわれは，かれ（ルート）の妻を除き，かれとその家族を救った。かの女は後の方になった遅れた者の仲間であった。","われはかれらの上に，（瓦礫の）雨を降らせた。見なさい。罪に耽る者の最後がどんなものであったかを。","（われは）また，マドヤンの民に，その同胞のシュアイブを（遺わした）。かれは言った。「わたしの人びとよ，アッラーに仕えなさい。あなたがたにはかれの外に神はないのである。今主からの証が，あなたがたに下ったのだ。だからきちんと寸法をとり，目方を量り，人を誤魔化 してはならない。また秩序が定められた後，地上で悪を行ってはならない。もしあなたがたが信者であるならば，これはあなたがたのためにも良いことである。","あなたがたは，（旅人を脅かすために）どの路上でも待伏せしてはならない。また信じる者をアッラーの道から妨げたり，曲げ（ようとし）てはならない。またあなたがたは少数であったが，かれが（如何に）数多くなされたかを思いなさい。また悪を行ったものの最後がどうであったかを見なさい。","それからもしあなたがたの中に，わたしの遣わされた使命を信じる一団と，それを信じない一団とがある時は，アッラーがわたしたちの間を裁かれるまで待ちなさい。本当にかれは裁決に最も優れた御方であられる。」","かれの民の中の高慢な長老たちは言った。「シュアイブよ，わたしたちは，あなたもあなたと一緒に信仰する者たちも，この町から追放するであろう。さもなければ，わたしたちの宗教に返るべきである。」かれは言った。「仮令わたしたちが（それを）忌み嫌っていてもなのですか。","アッラーが，わたしたちをあなたがたの宗教から救助された後，もしわたしたちが（それに）戻ったならば，アッラーに対し嘘を捏造したことになってしまいます。またわたしたちの主， アッラーが御好みにならないならば，それに戻ってくることはわたしたちには不可能です。本当 に主は，凡ての事物をその御知識に包容なされます。わたしたちはアッラーを信頼申し上げます。主よ，真理によって，わたしたちと人々の間を裁いて下さい。本当にあなたは裁決にも優れた方であられます。」","またその民の中の不信者の長老たちは言った。「あなたがたがもしシュアイブに従うならば，きっと失敗者になるでしょう。」","それで大地震がかれらを襲い，かれらはその家の中に平伏していた。","シュアイブを嘘つきと呼んだ者は，そこに住んでなかったようであった。誠にシュアイブを拒否した者たち，かれらは失敗者であった。","それでかれはその民を去って言った。「人びとよ，本当にわたしは御告げを確実にあなたがたに伝え，また助言をしたのである。信仰しない人びとのために，どうしてわたしの心を痛めようか。」","われは一つの町に，預言者を遺わす度に謙虚になるように，何時も不幸と受難でそこの民を襲った。","それからわれが災厄に替えて幸運を授け，裕福になると，かれらは言う。「わたしたちの祖先も，確かに災難と幸福にあったのです。」それでわれはかれらが気付かない時に，突然懲罰を加えた。","これらの町や村の人びとが信仰して主を畏れたならば，われは天と地の祝福の扉を，かれらのためにきっと開いたであろう。だがかれらは（真理を）偽りであるとしたので，われはかれらの行ったことに対して懲罰を加えた。","町や村の人びとは，深夜かれらが眠っている間に訪れるわが激怒に対して，安心出来るのであろうか。","また町や村の人びとは，昼間かれらが戯れている間に訪れるわが激怒に対して，安心出来るのであろうか。","かれらはアッラーの計画に対して安心出来るのであろうか。アッラーの計画に対し安心出来るというのは，失敗する（運命にある）者だけである。","そこの（減び去った）住民の後，その地を継いだ者たちにとって，すなわちわれがもし望むならば，自らの罪によって滅ぼすことも出来る。またわれはかれらの心に封印をして，聞く耳を持たなくしてしまうことも出来るということは。","これらは，われがある消息に就いて，あなたに述べた町や村である。使徒たちは，証をかれらに齎した。だがかれらは以前に拒否したので，信じようとはしなかったのである。このようにアッラーは，不信者の心を封じられる。","われはかれらの大部分の者に，契約を（忠実に）果す者を見いだすことが出来ない。寧ろかれらの大部分が確かに主の掟に背く者であることが分った。","それからかれらの後に，われはムーサーを，わが印を携えて，フィルアウンとその長老たちに遣わした，だがかれらはそれを拒否した。それで不義を行う者の最後が，どんなものであるかを見なさい。","ムーサーは言った。「フィルアウンよ，わたしは，万有の主から遺わされた使徒である。","わたしは当然のことながらアッラーに就いて真理の外何も言わない。わたしはあなたがたに，主からの明証を齎したのである。だからイスラエルの子孫を，わたしと一緒に行かせなさい。」","（フィルアウンは） 言った。「もしあなたが印を齎し，あなたの言葉が真実なら，初めにそれ（証）を現わせ。」","そこでかれは自分の杖を投げた。見なさい。それは明らかに蛇であった。","またかれはその手を伸ばした。見なさい。それは誰の眼にも白かった。","フィルアウンの民の長老たちは言った。「これは老練な魔術師だ。","かれは，この国土からあなたがたを追出そうと望んでいる。さてあなたがたの主張はどうか。」","かれらは（フィルアウン）に言った。「かれとその兄弟をしばらく退かせ，召集者を諸都市に遺わして，","老練な魔術師をあなたの所に全員呼び出しては。」","そこで魔術師たちはフィルアウンの許に来て言った。「わたしたちが勝ったならば，きっとわたしたちに報奨があるでしょう。」","かれは言った。「そうだ。（その上）わたしはあなたがたを，必ずわたしの側近にするであろう。」","かれらは言った。「ムーサーよ，あなたが投げるのか，それともわたしたちが（先に）投げるのか。」","かれ（ムーサー）は言った。「あなたがたが（先に）投げなさい 。そこでかれらは投げて人々の目を惑わし，かれらを恐れさせ，大魔術を演出した。","その時われはムーサーに，「あなたの杖を投げなさい。」と啓示した。すると見よ。それはかれらの瞞ものを（皆）呑み込んでしまった。","こうして真理が現われ，かれらの行ったことは虚しくなり，","かれらは打ち負かされ，縮み上がってしまった。","魔術師たちは身を投げ出してサジダし，","言った。「わたしたちは，万有の主を信仰します，","ムーサーとハールーンの主を。」","フィルアウンは言った。「あなたがたは，わたしが許さないうちにかれを信仰するのか。確かにこれはあなたがたの町で企んだ陰謀で，ここの民を追出そうとするのだ。だがあなたがたはやがて知るであろう。","わたしはあなたがたの手と足を，必ず互違いに切断し，それから皆を十字架にかけるであろう。」","かれらは言った。「本当にわたしたちは，主の許に帰されるのです。","だがあなたがたは，主の印がわたしたちの許に来て，わたしたちが単にそれを信仰するというだけで，わたしたちに報復されるのですか。主よ，わたしたちに忍耐を与え，ムスリムとして死なせて下さい。」","フィルアウンの民の長老たちは言った。「（王様よ）あなたはムーサーとその民が国内を乱し，あなたとあなたの神々を捨てるのを放っておくのですか」かれは言った。「わたしたちはかれらの男児を殺して，女児を生かしておこう。わたしたちは，かれらに対して権威をもっている。」","ムーサーはその民に言った。「アッラーの御助けを祈り，耐え忍べ。本当に大地はアッラーの有である。かれは御好みになるしもべたちに，これを継がせられる。最後は（主に対し）義務を果す者に，帰するのである。」","かれは言った。「わたしたちは，あなた（ムーサー）がやって来る以前も，またやって来てから後も迫害を被った。」かれは言った。「これは主が，あなたがたの敵を滅ぼし，あなたがたにこの地を継がせ，どのようにあなたがたが行うかを御覧になるであろう。」","われはフィルアウンの一族を，連年飢鐘と，収穫の減少で襲った。恐らくかれらは訓戒を受け入れるであろう。","(だがかれらは良いことが来れば，「これはわたしたちにとって当然です。」と言い，悪いことが臨めば，ムーサーとかれと共にいる人びとが（齎す)不幸だとする。聞け。かれらの凶運は，アッラーの定められるもの。だがかれらの多くは理解しない。","かれらは言った。「あなたがどんな印を齎してわたしたちを魅惑しようとしても，わたしたちは決してあなたを信じません。」","そこでわれはかれらに対し，様々な明証として洪水やバッタやシラミ，カエルや血などを送った。だがかれらは高慢な態度を続け，罪深い民であった。","災厄がかれらに下る度に，かれらは言った。「ム－サーよ，わたしたちのためにあなたと約束されたというあなたの主に祈ってくれ。あなたがもしわたしたちからこの災厄を除くならば，わたしたちはきっとあなたを信じ，イスラエルの子孫をあなたと一緒に，きっと帰らせるであろ う。」","だが，定められた期限になって，われがかれらから災厄を除く度に，見なさい。かれらは（その約束を）破る。","それでわれはかれらへの報いとして，かれらを海に溺れさせた。これはかれらがわが啓示を拒否し，それを軽視したためである。","われは無力と思われていた民に，われが祝福した東と西の各地を継がせた。（よく）耐え忍んだために，イスラエルの子孫の上に，あなたの主の善い言葉が全うされた。そしてわれはフィルアウンとその民がうち建てたもの，また築造していたものを破壊した。","われはイスラエルの子孫に海を渡らせたが，かれらはある偶像に仕えているある民族のところに来た。かれらは言った。「ムーサーよ，かれらが持っている神々のような一柱の神を，わたしたちに置いてくれ。かれは言った。「本当にあなたがたは無知の民である。","本当にこれらのものが奉じているものは滅び，またかれらの行うことも無益である。」","かれは言った。「わたしはあなたがたのため，アッラーの外に神を求めようか。かれは諸民族の上に，あなたがたを優遇されているではないか。」","われがフィルアウンの一族から，あなたがたを救った時を思いなさい。かれらはあなたがたを悪い刑罰で悩ましていた。かれらはあなたがたの男児を殺し，女児を生かして置いた。本当にその中には，あなたの主からの，重大な試練があったのである。","またわれはムーサーに（律法を授ける期間として）30夜を約束したが，更に10（夜）を加えた。それで主が定められた期限は40夜となった。ムーサーは，兄弟のハールーンに言った。「あなたはわたしに代って人々を統治しなさい。正しく行動し，悪を行う者の道に従ってはならない。」","ムーサーがわれの約束した時に来て，主がかれに語りかけられた時，かれは申し上げた。「主よ，あなたに拝謁が出来るように，（親しく）わたしに姿を御現わし下さい。」かれは仰せられた。「あなたは決してわれを見ることは出来ない。だがあの山を見よ。もしそれが，相変わらずその所に安定しておれば，そこにあなたはわれを見るであろう。」主がその山に（神の御光を ）現わして山を粉みじんにすると，ムーサーは（余りにも恐ろしいので）気絶して倒れた。意識が回復した時かれは言った。「あなたの栄光を讃えます。わたしは悔悟してあなたに帰依し，わたしは信仰する者の先き駆けとなります。」","かれは仰せられた。「ムーサーよ，本当にわれは，わが啓示と御言葉によってあなたを万人の上に選んだ。だからわれの授けたものをしっかりと身に付け，感謝する者の一人となりなさい。」","そしてわれは，かれのために一切の事物に関する訓戒と，凡のことの解釈とを，碑の上に記して（言った）。「これをしっかり守れ。またあなたの人びとに，その中の最も優れた（道）を守るよう命じなさい。われは主の掟に背く者の住まいを，やがてあなたがたに示すであろう。","また地上で正義を無視し，高慢である者に就いては，われが啓示から背き去らせるであろう。それでもかれらは，凡の印を見てもこれを信じない。また公正な道を見ても，それを（自分の）道としない。そして邪悪な道を見れば，それこそ（真の）道であるとしている。これはかれらがわが印を拒否して，それを軽視しているためである。」","わが印と，来世における会見を偽りであるとする者の行いは無効である。かれらの行ったこと以外に，何が報いられようか。","ムーサーの民は，かれの（去った）後，自分の装飾品で鳴き声の出る形だけの仔牛を造った。かれらはそれがものも言わず，また道案内も出来ないことが分らないのか。かれらはそれを（神として）とり，不義を行った。","かれらは自分たちの過ちが分り，酷く悔やんだ時に言った。「本当に主が慈悲を施こされず，またその御赦しがなかったならば，わたしたちはきっと失敗者の仲間であった。」","ムーサーはその民の許に帰った時，激怒し，悲しんで言った。「あなたがたが，わたしの不在中に行ったことは災いである。あなたがたは主の審判を催促するのか。」かれは板碑を投げ，かれの兄の頭（の髪）を摑んでぐっと引き寄せた。かれ（ハールーン）は言った。「わたし の母の子よ，本当に人びとはわたしを無力だとし，またわたしをほとんど殺さんばかりであった。だからわたし（の手落ち）に対し，敵を喜ばせないでくれ。またわたしを不義の人々と一緒に見なさないでくれ。」","かれ（ムーサー）は（祈って）言った。「主よ，わたしとわたしの兄を赦し，あなたの慈悲に浴させて下さい。本当にあなたは，慈悲深い者の中でも最も慈悲深い方です。」","本当にこれら，仔牛を（崇拝の対象と）した者たちは主の激怒に触れて，この世の生活でも屈辱を受けるであろう。このようにわれは嘘いつわりを作り出す者に報いる。","しかし悪い行いをした者でも，その後に悔悟して信仰する者に対しては，本当にあなたの主は寛容にして慈悲深くあられる。","ムーサーは怒りが静まると，板碑を取り上げた。その上には，主を畏れる者への導きと慈悲が記されていた。","それからムーサーは，われ（との会見）の時のために自分の民を70人選んだ。その時大地震がかれらを襲ったので，かれは言った。「主よ，あなたがもし御好みになったならば，（このことの）前に，かれらとわたしを滅ぼされたでしょう。あなたはわたしたちの中の無知な者の行いのために，わたしたちを滅ぼされるのですか，これは，只あなたの試みに過ぎません。あなたは 御望みの者を迷わせ，また御望みの者を導かれます。あなたはわたしたちの愛護者であります。それで，わたしたちを赦して，慈悲を施して下さい。あなたは，最も寛容な御方でいらっしゃいます。","またわたしたちのために，現世も来世でも，幸福を授けて下さい。本当にわたしたちは，改峻してあなたの許に戻って来ました。」かれは仰せられた。「われは，自分が欲する者に懲罰を加える。またわれの慈悲は，凡てのものにあまねくおよぶ。それ故われは，主を畏れ，喜捨をなし，またわが印を信じる者にそれを授けるであろう。","かれらは文字を知らない預言者，使徒に追従する者たちである。かれはかれらのもっている（啓典）律法と福音の中に，記され見い出される者である。かれは正義をかれらに命じ，邪悪をかれらに禁じる。また一切の善い（清い）ものを合法〔ハラール〕となし，悪い（汚れた）ものを禁忌〔ハラーム〕とする。またかれらの重荷を除き，かれらの上の束縛を解く。それでかれ（使徒）を信じる者は，かれを尊敬し，かれを助けて，かれと共に下された御光に従う。これらの人びとこそは成功する者たちである。」","言ってやるがいい。「人びとよ，わたしはアッラーの使徒として，あなたがた凡てに遺わされた者である。天と地の大権は，かれのものである。かれの外に神はなく，かれは生を授け死を与える御方である。だからアッラーと御言葉を信奉する，文字を知らない使徒を信頼しかれに従え。そうすればきっとあなたがたは導かれるであろう。」","ムーサーの民の中で，真理によって（人びとを）導き，またそれによって裁いた一団がある。","われはかれらを12の支部族に分けた。ムーサーの民がかれに水を求めた時，われは，「あなたの杖で岩を打て。」と啓示した。するとそこから12の泉が湧き出で，各支部族は自分の水飲み場を知った。われはまた（厚い）雲でかれらの上に影（の傘）を与え，マンナとウズラを下して，「われがあなたがたに授ける善いものを食べなさい。」（と告げた）。（だがかれらは背いた。）かれらはわれを害したのではない。只自分（の魂）を害しただけである。","かれらに向ってこう仰せられた時を思え。「あなたがたはこの町に住み，勝手に自分の好むものを食べなさい。だが，『御許し下さい』と言い，頭を低くして門を入れ。われはあなたがたの罪過を赦す。善いことをする者には，（報奨を）加えるであろう。」","しかしかれらの中で不義を行う者は，かれらに説明されたものを外の語に言い替え，不義を繰り返したので，われは天から懲罰を下した。","海岸の町（の人びと）に就いて，かれらに問え。かれらが安息日（の禁）を破った時のこと を，魚群はかれらの安息日に水面に現われやって来ていた。だがかれらが安息日の禁を守らなかった時は，それらはやって来なくなったではないか。このようにわれはかれらを試みた。かれらが主の掟に背いていたためである。","かれらの中の一団がこう言った時（を思え）。「何故あなたがたは，アッラーが絶滅され， また激しい懲罰をしようとされる民に訓戒するのか。」かれら（布教者）は言った。「あなたがたの主に，罪の御許しを願うためである。そうすればかれらは主を畏れるであろう。」","それでかれらが与えられている訓戒を無視した時，われは，悪を避けた者を救い，不義を行う者には恥ずべき懲罰を加えた。（それは）かれらが主の掟に背いていたためである。","それでかれらが倣慢に禁じられていることを犯した時，われはかれらに言った。「あなたがたは猿になれ。軽蔑され，嫌われてしまえ。」","あなたがたの主が，審判の日までかれら（ユダヤの民）に対し，厳しい懲罰を負わせる者を，遣わされ，宣告された時を思え。本当に主は懲罰に迅速で，またかれは本当に寛容にして慈悲深くあられる。","われはかれらを，地上で多数の集団に分散した。そのある者は正しい人物であるが，ある者はそうではない。われは緊栄と逆境でかれらを試みた。恐らくかれらは，（われに）戻ってくるであろう。","それから（不良の）子孫が，かれらの後を継いで啓典を継承したが，かれらは現世の虚しい物を受けとって、「（どんなことでも）必ずわたしたちを御赦しになろう」と言っていた。そしてもし同じような賜り物がかれらに来れば，（また）それを受け入れる。アッラーに関し真理の 外，語ってはならないことは，（あなたがたの）啓典での約束ではなかったのか。しかもかれらは，その中にあることを学んでいたではないか。主を畏れる者にとっては，来世の住まいこそも優れている。あなたがたは理解しないのか。","啓典によって（自分の生活を）堅持し，礼拝の務めを守る者，本当にわれは，このような身を修める者への報奨を決して虚しくしない。","われがかれらの上で天蓋のように山を揺り動かし，かれらがそれが自分たちの上に落ちてくると考えた時を思え。（その時われは言った。）「われがあなたがたに授けたもの（啓典）を堅く守り，その中にあることを銘記せよ。そうすればあなたがたは，主を畏れるであろう。」","あなたがたの主が，アーダムの子孫の背骨からかれらの子孫を取り出され，かれらを自らの証人となされた時を思え。（その時かれは仰せられた。）「われは，あなたがたの主ではないか。」 かれらは申し上げた。「はい，わたしたちは証言いたします。」これは復活の日にあなたがたに ，「わたしたちは，このことを本当に注意しませんでした。」と言わせないためである。","「また，先に神々を崇拝したのはわたしたちの祖先で，わたしたちはその後の子孫です。あなたは，虚偽に従う者が行ったことのためにわたしたちを滅ぼされますか。」と言わせないためである。","このようにわれは，印を詳しく述べる。恐らくかれらは，（われに）戻ってくるであろう。","（ムハンマドよ）われが下した印を授かりながら，それを脱ぎ捨て，それで悪魔が憑いて，邪道に導く者の仲間となった者の話をかれらに告げなさい。","もしそれがわが意志であったならば，われはそれ（印）によってかれを引きたてたであろう。 だがかれは地上の事に執着して，自分の虚しい私欲に従った。それでかれを譬えてみれば犬のようなもので，もしあなたがそれを叱り付けても，舌を垂れている。また放って置いても，舌を垂れている。これはわが印を信じない者の比喩である。だからこの（昔の人びとの）物語を告げなさい。恐らくかれらは反省するであろう。","悪いのは（この）例のように，わが印を偽りであるとし，自らの魂を損っている者たちである。","アッラーが導かれる者は，正しい道の上にあり，迷わせられる者は，等しく失敗者である。","われは地獄のために，ジンと人間の多くを創った。かれらは心を持つがそれで悟らず，目はあるがそれで見ず，また耳はあるがそれで聞かない。かれらは家畜のようである。いやそれよりも迷っている。かれらは（警告を）軽視する者である。","も美しい凡ての御名はアッラーに属する。それでこれら（の御名）で，かれを呼びなさい。かれの御名を冒瀆するものは放っておきなさい。かれらはその行ったことにより報いられるであろう。","またわれが創った者の中には，真理によって（人を）導き，またそれに基づき公正に行う一団がある。","わが印を拒否する者は，かれらの気付かないうちに，少しずつ（破滅に）落し入れられるであろう。","かれらには猶子が与えられる。だがわが計画は，強（く免れられな）いのである。","かれらは反省しないのか。かれらの仲間は気が狂ったのではない。かれは明らかに，一人の警告者に外ならない。","かれらは天と地の大権に就いて観察し，またアッラーが創られた凡ての事物に就いて考察しないのか。またかれらに定められた時が，近くに迫っていると考えないのか。かれらはこの後に ，どんな教説を信じようとするのか。","アッラーが迷わせられた者に導きはない。かれは，かれらの倣慢さ故に，当てもなく迷うに任せられる。","かれらは（最後の審判の）時に就いて，何時それがやって来るのかとあなたに問うであろう。言ってやるがいい。「それを知る方は，只わたしの主だけである。その時（最後の審判）を知らせて下さるのはかれの外にはない。それ（時）は，天でも地でも重い（重大事となる）。全く 突然あなたがたにやって来る。」かれらはあなたが，それに就いて熟知しているかのように尋ねるであろう。言ってやるがいい。「それを知る方は，唯アッラーだけである。」だが人びとの多くは分からない。","言ってやるがいい。「わたしはアッラーが御好みにならない限り，自分自身のための利害すら自由に出来ない。わたしがもし幽玄界を知っているならば，わたしは善いことを増し，また災厄に会わなかったであろう。わたしは只の一人の警告者で，信仰する者への吉報を知らせる一人の伝達者に過ぎない。","かれこそは，一個の魂（アーダム）からあなたがたを創り，互いに慰安を得るため，その妻を創られた御方であられる。かれがかの女と交わると，かの女は体内に軽い荷を負ったがそれでもかの女は（安易に）往来していた。そのうち重さが加わるようになると，かれらは両人の主，アッラーに祈って（言う）。「もしあなたが良い子をわたしたちに御授けになれば，わたしたちはきっと感謝を捧げます。」","だがかれが両人に良い（子）を御授けになれば，かれらに授けられたことに対して，かれに同位の者を立てる。だがアッラーは，かれらが立てたものの上に高くおられる。","かれら(多神教徒たち）は何ものも創造し得ないただの被造物に過ぎないものを（アッラーに並べて）崇拝するのか。)","それらはかれらを助けられず，自分自身（さえ）も助けられない。","仮令あなたがたが導きのため，それらに呼びかけても，あなたに従わないであろう。あなたがたがそれらに呼びかけてもまた黙っていても，あなたがたにとっては同じことである。","本当にアッラーを差し置いて，あなたがたが祈るものは，あなたがたと同じようにかれのしもベである。もしあなたがたが真実なら，それらを呼んであなたがたの祈りに答えさせなさい。」","それらは歩く足があるのか。持つ手があるのか。また見る目があるのか。聞く耳があるのか。言ってやるがいい。「あなたがたは（かれに配する）神々を呼ベ。直ぐわたしに向かって策謀 してみよ。躊躇することはない。","本当にアッラーはわたしの愛護者であり，啓典を啓示された方である。かれは正義の徒を愛護なされる。","だがあなたがたがかれを差し置いて祈るものは，あなたがたを助けることも，自分自身（さえ）も助けることは出来ない。」","もしあなたがかれら（クライシュ族）を正道に招いても，かれらは聞かない。あなたはかれらが，あなたを見守っているのを見よう。だがかれらは見てはいないのである。","（ムハンマドよ）寛容を守り，道理にかなったことを勧め，無知の者から遠ざかれ。","また悪魔からの中傷があなたを悩ました時は，アッラーの加護を求めなさい。本当にかれは全聴にして全知であられる。","本当に主を畏れる者は，悪魔がかれらを悩ますとき，（アッラーを）念ずればたちどころに（真理に）眼が開くだろう。","だがかれら（悪魔）の兄弟たちは，もっと深くかれらを誤りに引き込もうとして，決して手を緩めない。","あなたが一つの印をもかれらに齎さなかった時，かれらは言う。「あなたは何故それを（自分で）選ばないのか。」言ってやるがいい。「わたしは，只主からわたしに啓示されることに従うだけです。」それは，あなたがたへの主からの啓蒙であり，また信仰する者への導きであり，慈悲である。」","それでクルアーンが読誦される時は，それを謹しんで聴き，また静粛にしなさい。恐らくあなたがたは慈悲を受けるであろう。","またあなたがは朝夕，魂を込めて謙虚に，恐れ謹んで，言葉は大声でなく，あなたの主を唱念しなさい。おろそかな者の仲間となってはならない。","本当にあなたの主の側近にいる者は，かれを崇めるのに慢心することなく，かれの栄光を讃えて唱念し，かれにサジダする。〔サジダ〕"],"n":"Al-Araf"},{"i":8,"v":["かれらは戦利品に就いてあなたに問う。言ってやるがいい。「戦利品はアッラーと使徒のものである。だからアッラーを畏れて，あなたがたの間の諸関係を公正に処理し，あなたがたが信者ならば，アッラーと使徒に従え。」","信者は，アッラーのことに話が進んだ時，胸が（畏敬の念で）戦く者たちで，かれらに印が読誦されるのを聞いて信心を深め，主に信頼する者たち，","礼拝の務めを守り，われが授けたものを（施しに）使う者たち，","これらの者こそ真の信者である。かれらには主の御許にいくつもの段階があり，寛容と栄誉ある給養を与えられる。","そのように主は真理のため，あなたをその家から出て行かせられる。だが信者の一部は，それを好まなかった。","真理が既に明瞭にされた後でも，かれらはそれに就いてあなたと論議する。それは丁度死を見ていながら，それに向かって追い立てられるかのように。","またアッラーが，（敵の）2つの隊の中，1つはあなたがたのものであろう，と約束された時を思え。その時あなたがたは武装しない一隊が，あなたがたのものであるようにと望んだ。だがアッラーは御自分の御言葉により，真理を真理として立てられ，不信者が，根絶することを望まれる。","仮令罪のある者たちが嫌がっても，かれは真理は真理とし，虚偽は虚偽として立証されるためである。","あなたがたが主に援助を歎願した時を思いなさい。その時あなたがたに答えられた。「われは，次ぎ次ぎに来る一千の天使であなたがたを助けるであろう。」","アッラーは，只これをあなたがたへの吉報となされ，あなたがたの心をそれで安らげられる。勝利はアッラーからだけ（来る）。アッラーは偉力ならびなく英明な御方であられる。","その時，かれは平安を与え，あなたがたを微睡で包み，また天から雨を降らせ，それであなたがたを清めて，悪魔の汚れを洗い去り，更にあなたがたの心を引き締めて，あなたがたの足場を，これ（雨）によって固められた。","あなたの主が，天使たちに啓示された時を思いなさい。「われはあなたがたと一緒にいるのだ。信仰する者たちを堅固にせよ。」われは不信者たちの心の中に，恐れを染み込ませよう。その時あなたがたはかれらの首を刎ね，またそれぞれの指先を打ち切れ。","これは，かれらがアッラーとその使徒に反抗したためである。アッラーとその使徒に反抗する者には，本当にアッラーは痛烈な懲罰を下される。","これこそは，（主が行われる）不信者への火刑である。あなたがたはそれを味わえ。","信仰する者よ，あなたがたが不信者の進撃に会う時は，決してかれらに背を向けてはならない。","その日かれらに背を向ける者は，作戦上または（味方の）軍に合流するための外，必ずアッラーの怒りを被り，その住まいは地獄である。何と悪い帰り所であることよ。","あなたがたがかれらを殺したのではない。アッラーが殺したのである。あなたが射った時， あなたが当てたのではなく，アッラーが当てたのである。（これは）かれからの良い試練をもって，信者を試みになられたためである。 本当にアッラーは全聴にして，全知であられる。","このようにアッラーは，不信者の計略を無力になされる。","（不信者よ）もしあなたがたが決定を求めたのならば，その決定はもう来たのである。あなたがたが（不義な事を）止めるなら，それはあなたがたのために最もよい。もしあなたがたが（攻撃を）繰り返すなら，わたしたちも繰り返すであろう。あなたがたの軍勢が仮令多くても，あ なたがたにとっては無益であろう。本当にアッラーは，信者たちと共においでになられる。","あなたがた信仰する者よ，アッラーとその使徒に従え。（かれの言葉を）聞きながら，かれに背いてはならない。","また，「わたしたちは聞いた」といいながら，耳を傾けない者のようであってはならない。","本当にアッラーの御許で悪の罪人とは，（事理を）理解しない開かない物言わない者である。","アッラーがもしかれらに良いところを認められれば，かれは必ずかれらに聞かせられる。だがかれが仮令聞かせられたとしても，かれらは（辞退して）背き去るであろう。","信仰する者よ，アッラーと使徒の呼びかけに応えなさい。アッラーが（使徒を通じて）あなたがたを（現世と来世で）生かすために呼びかけたときは。アッラーは，人間とその心の間に入られることを知れ。またあなたがたは，必ずかれに召集されるのである。","また試みの災厄に対して，あなたがたの身を守れ。それはあなたがたの中不義を行う者（だけ）に下るものではない。アッラーは懲罰に厳正であることを知れ。","あなたがたは地上において少数で弱く，虐待されていた時を思いなさい。人びと（マッカの多神教徒たち）があなたがたを，うち滅ぼしてしまうのではないかと恐れた。だがかれは避難所を与えられ，御助けによりあなたがたを強くされ，また種々の清きよいものを与えられた。恐らくあなたがたは，感謝するであろう。","あなたがた信仰する者よ，アッラーとその使徒を裏切ってはならない。また故意に，あなたがたへの信頼を裏切ってはならない。","あなたがたの財産と子女とは一つの試みであり，またアッラーはあなたがたへの最高の報奨を持つ方であることを知れ。","信仰する者よ，もしあなたがたがアッラーを畏れるならば，かれはあなたがたに識別を与え，あなたがたの諸悪を消滅し赦して下される。本当にアッラーは偉大な恩恵の主であられる。","また不信心者たちが，あなた（ムハンマド）に対し如何に策謀したかを思い起しなさい。あなたを拘禁し，あるいは殺害し，あるいはまた放逐しようとした。かれらは策謀したが，アッラーもまた計略をめぐらせられた。本当にアッラーは最も優れた計略者であられる。","またわが印がかれらに読誦された時，かれらは言った。「わたしたちは（先に）聞いている。もしわたしたちが望むならば，これらと同じことが言えるであろう。本当にこれは，昔の物語に過ぎない。」","またかれらがこう言った時を思いなさい。「アッラーよ，もしこれが本当にあなたからの真理であるならば，わたしたちの上に天から石（の雨）を降らせ，またわたしたちに痛ましい懲罰を科して下さい。」","だがアッラーは，あなたがかれらの中にいる間，懲罰をかれらに下されなかった。またかれらが御赦しを請うている間は，処罰されなかった。","かれらは聖なるマスジドの管理者でもないのに，（アッラーのしもベを）そこに入れまいと妨げたことに対して，アッラーがかれらを処罰されずにおかない。（真の）管理者は（主に対し）義務を果たす者だけである。だがかれらの多くはそれが分らない。","（アッラーの）家におけるかれらの礼拝ぶりは，只ロ笛を吹いて両手で拍手するに過ぎない。あなたがたは不信心であったのだから懲罰を味わえ。","本当に信じない者たちはアッラーの道から（人びとを）妨げるために，その財資を費やしている。それを費やさせなさい。間もなくそれはかれらの苦悩となり，その中かれらは征服されよう。これら不信心者は地獄に集められるであろう。","それはアッラーが，善良な者から邪悪な者を区別されるためで，かれは邪悪なものを次々と積み重ね一緒にして，地獄に投げ込まれる。これらの者こそ失敗者である。","不信心の者に言ってやるがいい。「あなたがたが（信者に対する迫害を）止めるならば，過去のことは赦されよう。」だがかれらがもし繰り返すなら，昔の先例が既にあるのだ。","だから，迫害と奸計がなくなるまで，また（かれらの）教えがすべてアッラーを示すまで，かれらと戦え。だがかれらがもし（敵対を）止めるならば，本当にアッラーは，かれらの行うことを御存知であられる。","かれらがもし背き去るなら，アッラーはあなたがたの守護者であることを知れ。何とよい守護者であり，また何とよい救助者であられることよ。","戦争で得たどんな物も，5分の1は，アッラーと使徒そして近親，孤児，貧者，そして旅人に属することを知れ。もしあなたがたがアッラーを信じ，また識別の日，両軍が会戦した日に，わがしもベに啓示したものを信じるならば。本当にアッラーは凡てのことに全能であられる。","あなたがたは川の谷間に近い方におり，かれらはその遠い方にいて，隊商があなたがたよりも低い（平原）にいた時を思え。この時あなたがたが仮令互いに（会戦を）約束していても，必ずやその約束に反したであろう。しかし（予期に反して開戦した）それは，アッラーがなさるべきことを，完遂なされたため。死ぬ者に明証（を見せた）後に死なせ，生き長らえる者も明証によって生き長らえさせるためである。本当にアッラーは全聴にして全知であられる。","アッラーがあなた（ムハンマド）に，夢でかれら（敵軍）が少数のように見せられた時を思え。もしかれがあなたに対し，かれら（敵軍）を多勢に見せられたならば，あなたがた（信徒） はきっと臆して（あなたの）決定に対し，きっと互いに論争したであろう。だがアッラーは（あなたがたを）救われた。本当にかれは（人びとの）胸の中で考えていることを熟知される。","あなたがたがかれらと遭遇した時，かれはあなたがたの目に（かれらを）小さい集団に見えるようにする。またかれらの目には，あなたがたを劣弱に（映じ）させられた。それはアッラーが，なさるべきことを完遂されたためであった。本当に凡てのことは，アッラーに帰着するので ある。","あなたがた信仰する者よ，（敵の）軍勢と遭遇する時は堅固に持して，専らアッラーを唱念せよ。恐らくあなたがたは勝利を得るであろう。","あなたがたはアッラーと使徒に従いなさい。そして論争して意気をくじかれ，力を失なってはならない。耐えなさい。アッラーは耐え忍ぶ者と共におられる。","誇らしげに，人びとに見られるために家を出で，アッラーの道から（人びとを）阻む者のようであってはならない。アッラーはかれらの行うことを凡て知っておられる。","また悪魔が，かれらの行いを立派であると思わせてこう言った時を思え。「今日は誰も，あなたがたに打勝つことは出来ない。本当にわたしはあなたがたの保護者である。」だが両軍が互いに会った時，かれは踵を返して言った。「わたしは，本当にあなたがたと関係はない。わたしにはあなたがたに見えないものが見える。わたしは本当にアッラーが恐ろしいのだ。アッラーは処罰に厳重であられる。」","背信者と心に病のある者たちが，「かれらの教えは，かれらを惑わせた。」と言った時を思い起せ。だがアッラーを信頼する者ならば，本当にアッラーは偉力ならびなく英明であられる。","あなた（ムハンマド）はもし天使たちが不信心な者たちの（死に際し）魂を取る時，その顔や背中を（如何に）打つかを見るならば（どうであろう）。（その時天使たちは言うであろう。）「火炙りの懲罰を味わえ。","これはあなたがたの手が先に為したことのためである。本当にアッラーはしもべたちに対し，決して不公正ではない。」","（かれらの行いは）フィルアウンの一族や，それ以前の者たちの仕方と同じである。かれらはアッラーの印を信じなかった。それでアッラーはその罪のため，かれらを懲罰された。本当に アッラーは強力で処罰に厳重であられる。","それは，アッラーがある民に与えられた恩恵は，かれらが自分を（悪く）変えない限り，決してこれを変えないからである。本当にアッラーは全聴にして全知である。","（かれらの行いが）フィルアウンの一族や，その以前の者たちの仕方と同じためである。かれらは主の印を偽りであるとしたので，われはかれらの罪のためにこれを滅ぼし，フィルアウンの一族を溺れさせた。かれらは凡て不義を行う者であった。","アッラーの御許で悪の罪人は，不信心の者である。かれらは信じなかったからである。","これらはあなたが約束を結んだ者で，その後かれらは毎度約束を破り，主を畏れない。","それでもしあなたがたが，戦いでかれらを打ち破ったならば，かれらとその背後に従う者を追い散らせ。恐らくかれらは反省するであろう。","また人びとの中あなたに対し裏切る恐れがあるならば，対等の条件で（盟約を）かれらに返せ。本当にアッラーは裏切る者を愛されない。","信じない者に（アッラーを）出し抜けると思わせてはならない。かれらは決して（アッラーを）挫けない。","かれらに対して，あなたの出来る限りの（武）力と，多くの繋いだ馬を備えなさい。それによってアッラーの敵，あなたがたの敵に恐怖を与えなさい。かれら以外の者にも，またあなたがたは知らないがアッラーが知っておられる者にも。あなたがたが，アッラーの道のために費やす凡てのものは，十分に返済され，あなたがたは不当に扱われることはないのである。","だがかれらがもし和平に傾いたならば，あなたもそれに傾き，アッラーを信頼しなさい。本当にかれは全聴にして全知であられる。","仮令かれらがあなたを欺こうとしても，あなたにはアッラーがいれば十分である。かれこそは，その助けにより，また（多くの）信者たちによりあなたを力付けられる方であり，","またかれは，かれら（信者）の心を一つに結ばれる。あなたが仮令地上の一切のものを費やしても，あなたはかれらの心を一つに結ぶことは出来ない。だがアッラーはかれらを結合させる。本当にアッラーは偉力ならびなき英明な御方であられる。","使徒よ，あなたにはアッラーがいる。また信者の中であなたに従うと者いれば十分である。","使徒よ，戦いの時は信者を激励しなさい。あなたがたの中20人の信仰の堅い者がいれば，よく2百人を征服するであろう。あなたがたの中もし百人いるならば，よく千人の不信者を征服するであろう。というのはかれらが，事理を解しない人びとであるため。","今アッラーはあなた（の負担）を軽減された。それはかれが，あなたがたに弱点のあること を知っていたからである。それであなたがたに，もし百人の信仰の堅い者がいれば2百人を征服するであろう。もし千人ならば，アッラーの御許しの下に，2千人を征服するであろう。本当にアッラーは耐え忍ぶものと共においでになられる。","その地で完全に勝利を収めるまでは，捕虜を捕えることは，使徒にとって相応しくない。あなたがたは現世のはかない幸福を望むが，アッラーは（あなたがたのため）来世を望まれる。アッラーは偉力ならびなく英明であられる。","もし前以ってアッラーから下された，規則がなかったならば，あなたがたはその受け取ったもののために，必ず厳しい懲罰が下ったことであろう。","だが（今は），あなたがたが得た戦利品を，合法でまた清い（もの）として受け，アッラーを畏れよ。本当にアッラーは寛容にして慈悲深くあられる。","使徒よ，あなたがたの手中にある捕虜たちに言ってやるがいい。「もしアッラーが，あなたがたの心の中に何か良いものがあることを認められれば，あなたがたが没収されたものよりも優れたものを与え，またあなたがたを赦される。アッラーは寛容にして慈悲深くあられる。」","だがかれらがもしあなたを裏切ろうとするならば，いや，かれらは以前からアッラーを裏切っていたので，かれは（あなたに）かれらを制圧させる。アッラーは全知にして英明であられる。","本当に信仰して移住した者たち，財産と生命を捧げて，アッラーの道のため奮闘努力〔ジハード〕した者たち，またかれらに避難所を提供して援助した者たち，これらの者は互いに友である。また信仰した者でも，移住しなかった者については，かれらが移住するまであなたがたは保護する義務はない。只し，かれらがもし宗教（上のこと）であなたがたに救援を求めるならば， あなたがたと盟約のある間柄の民に逆らわない限り，これを助けるのはあなたがたの義務である。アッラーはあなたがたの行うことを御存知であられる。","信じない者たちも互いに守護しあっている。あなたがたがそうしないならば，地上の治安は乱れて大変な退廃が起ころう。","信仰して移住した者たち，アッラーの道のために奪闘努力した者たち，またかれらに避難所を提供して援助した者たち，これらの者は等しく真の信者である。かれらに対しては，寛容と栄誉ある御恵みがあろう。","遅れて信仰に入り，移住してあなたがたと共に奮闘努力した者たちは，あなたがたの仲間である。また血縁関係による近親者は，アッラーの定めにより，互いに一段と近いのである。本当にアッラーは凡てのことを知り尽くされる。"],"n":"Al-Anfal"},{"i":9,"v":["アッラーとその使徒から，あなたがたが盟約を結んだ多神教徒に対し解約が，（宣言）された。","それにしても（多神教徒は），4ヶ月の間は（任意に）国中を往来させなさい。あなたがたは アッラー（の計画）を，頓挫させられない，またアッラーは，不信者に屈辱を与えられることを知れ。","（これは）アッラーとその使徒から，偉大な巡礼の日にあたり，人びとへの（布告された）宣言。「本当にアッラーは，多神教徒と（の盟約）を解約された，その使徒にしても同じこと。それであなたがたがもし悔悟するならば，あなたがたのため最もよい。もし背き去るならば，アッラー（の計画）をあなたがたは頓挫させられないことを知れ。」信仰を拒否する者たちには，痛苦の懲罰を告げてやれ。","（しかし）あなたがたの盟約した多神教徒で，破約したことなく，またその後，あなたがたに敵対する者を助けなかった者は別である。（これらの者に対しては）期間が満了するまで，かれらとの盟約を果しなさい。本当にアッラーは，主を畏れる者を愛でられる。","聖月が過ぎたならば，多神教徒を見付け次第殺し，またはこれを捕虜にし，拘禁し，また凡ての計略（を準備して）これを待ち伏せよ。だがかれらが悔悟して，礼拝の務めを守り，定めの喜捨をするならば，かれらのために道を開け。本当にアッラーは寛容にして慈悲深い方であられる 。","もし多神教徒の中に，あなたに保護を求める者があれば保護し，アッラーの御言葉を聞かせ，その後かれを安全な所に送れ。これはかれらが，知識のない民のためである。","多神教徒が，どうしてアッラーや使徒の許で盟約が出来ようか。只あなたがたが，聖なるマスジドで盟約した者たちは別である。それでかれらがあなたがたに誠実である間は，あなたがたもかれらに誠実であれ。本当にアッラーは主を畏れる者を愛でられる。","どうして（盟約）出来よう。かれらはあなたがたに対し優位であると見れば，血縁であろうと 盟約があろうとあなたがたを顧みない。かれらはロ先ではあなたがたを喜ばせているが，心では拒否する。かれらの多くは主の掟に背く者たちである。","かれらは僅かな代償でアッラーの印を売り，（人びとを）かれの道から妨げた。本当にかれらの行ったことは，大悪である。","かれらは信者に対する場合，血縁も誓約も顧みない。かれらこそ法を越えた者である。","だがもしかれらが悔悟して礼拝の務めを守り，定めの喜捨をするならば，かれらは教えの上の同胞である。われは印を理解する人びとのために詳述する。","だがかれらがもし誓約した後にそれを破り，あなたがたの教えを罵るならば，不信者の首長たちと戦え。本当にかれらには誓いはないのである。恐らくかれらは止めるであろう。","あなたがたは自分の誓いを破り，使徒を追放しようと企てた者たちと戦わないのか。かれらは最初にあなたがたを攻撃したのである。あなたがたはかれらを恐れるのか。いや，信者ならばアッラーをこそ，最も畏れるべきである。","かれらと戦え。アッラーはあなたがたの手によって，かれらを罰して屈辱を与える。かれらに対し（うち勝つよう）あなたがたを助け，信者の人びとの胸を癒される。","またアッラーはかれらの心中の激怒を除き，御心に適う者の悔悟を赦されるであろう。アッラーは全知にして英明であられる。","それともアッラーは，あなたがたの中（教えのために）奮闘努力する者たち，またアッラーと使徒，と信者たち以外に親しい友を持たない者たちを，まだ知らずに，放って置かれると思うのか。本当にアッラーはあなたがたの行うことを熟知される。","多神教徒たちにアッラーのマスジドを，自ら不信心を立証しているのに管理させるべきではない。これらの者の行いは虚しく，かれらは業火の中に永遠に住むであろう。","アッラーのマスジドは，ひたすらこれらの者（信者）によって管理されるべきである。（すなわち）アッラーと終末の日を信じ，礼拝の務めを守り，定めの喜捨をなし，アッラー以外の何ものをも恐れない者だけである。これらの者は，正しく導かれる者となるであろう。","（だが）あなたがたは巡礼者に（水を）飲ませたり，または聖なるマスジドを管理する者と，アッラーと終末の日を信じ，アッラーの道のために奮闘努力する者とを同等にするのか。アッラーの御許では，両者は同等ではない。アッラーは不義の民を導かれない。","信仰する者，移住した者，またアッラーの道のために財産と生命を捧げて奮闘努力した者は ，アッラーの御許においては最高の位階にあり，至上の幸福を成就する。","主は，親しく慈悲と満悦を与えられ，かれらのために永遠の至福の楽園の吉報を与えられる。","かれらは永遠にその中に住むであろう。アッラーの御許には最大の報奨がある。","信仰する者よ，もしあなたがたの父または兄弟が，信仰より不信心を好むならば，かれらを親しい友としてはならない。もしあなたがたの中，かれらを親しい友とする者があれば，それらは不義の徒である。","言ってやるがいい。「あなたがたの父，子，兄弟，あなたがたの妻，近規，あなたがたの手に入れた財産，あなたがたが不景気になることを恐れる商売，意にかなった住まいが，アッラー と使徒とかれの道のために奮闘努力するよりもあなたがたにとり好ましいならば，アッラーが命令を下されるまで待て。アッラーは掟に背いた民を導かれない。」","アッラーは幾多の戦役，またフナインの（合戦の）日においても，確かにあなたがたを助けられた。その時あなたがたは多勢を頼みにしたが，それは何も役立たず，大地はあのように広いのにあなたがたのためには狭くなって，あなたがたは遂に背を向けて退却した。","その後アッラーは，使徒と信者たちの上にかれの安らぎを下し，またあなたがたには見えなかったが，軍勢を遣わして不信心な者たちを懲罰された。このようにかれは，不信者に報いられる。","更にアッラーは，それらの後，御心に適う者の悔悟を赦された。アッラーは寛容にして慈悲深くあられる。","あなたがた信仰する者よ，多神教徒は本当に不浄である。だからかれらのこの年以後，かれらを聖なるマスジドに近付かせてはならない。あなたがたがもし貧困を恐れても，アッラーが御好みになれば，その恩恵によって（主は）やがてあなたがたを富ませるであろう。本当にアッラーは全知にして英明であられる。","アッラーも，終末の日をも信じない者たちと戦え。またアッラーと使徒から，禁じられたことを守らず，啓典を受けていながら真理の教えを認めない者たちには，かれらが進んで税〔ジズヤ〕を納め，屈服するまで戦え。","ユダヤ人はウザイルを，アッラーの子であるといい，キリスト教徒はマスィーフを，アッラーの子であるという。これはかれらが口先で言うところで，昔の不信心な者の言葉を真似たものである。かれらにアッラーの崇りあれ。かれらは（真理から）何と迷い去ったことよ。","かれらは，アッラーをおいて律法学者や修道士を自分の主となし，またマルヤムの子マスィーフを（主としている）。しかしかれらは，唯一なる神に仕える以外の命令を受けてはいない。かれの外に神はないのである。かれらが配するものから離れて（高くいます）かれを讃える。","かれらは口先で，アッラーの御光（イスラーム）を消そうと望んでいるが，仮令不信者たちが嫌おうとも，アッラーはかれの御光を全うされる。","かれこそは，導きと真理の教えをもって使徒を遣し，仮令多神教徒たちが忌み嫌おうとも， 凡ての宗教の上にそれを表わされる方である。","あなたがた信仰する者たちよ，律法学者や修道士の多くは偽って人びとの財産を貪り，（かれらを）アッラーの道から妨げている。また金や銀を蓄えて，それをアッラーの道のために施さない者もいる。かれらに痛ましい懲罰を告げてやれ。","その日，それら（の金銀）は地獄の火で熱せられて，かれらの額やわき腹や背に，焼印が押されるであろう。「これはあなたがたが自分の魂のために，蓄積したものである。だからあなたがたが蓄積したものを味わえ。」","本当にアッラーの御許で，（1年の）月数は，12ヶ月である。アッラーが天と地を創造された日（以来の），かれの書巻のなか（の定め）である．その中4（ヶ月）が聖（月）である。それが正しい教えである。だからその聖月中にあなたがたは互いに不義をしてはならない。そして多神教徒が皆であなたがたと戦うように，（あなたがたも）皆で戦え。アッラーは，主を畏れる者と共におられることを知れ。","本当に（聖月を）延ばすことは，不信心を増長させ，それで不信者は誤って導かれている。ある年は（聖月を）普通の月とし，（他の年は）聖月とする。かれらはアッラーが禁じられた（聖月の）数と合せるために，アッラーが禁じられたもの（聖月）を（戦いが）合法であるとする 。かれらの間違った行いは，かれらには立派に見える。アッラーは信仰を拒否する民を導かれない。","信仰する者たちよ，あなたがたはどうしたのが。「アッラーの道のために出征せよ。」と言われた時，地に低頭するとは。あなたがたは来世よりも，現世の生活に満足するのか。現世の生活の楽しみは，来世に比べれば微少なものに過ぎない。","あなたがたが奮起して出動しないならば，かれは痛ましい懲罰をもって懲しめ，他の民をあなたがたと替えられる。あなたがたは少しもかれを損うことは出来ない。本当にアッラーは凡てのことに全能であられる。","仮令あなたがたがかれ（使徒）を助けず，不信心の者たちが，かれを追放しても，アッラーは必ずかれを助けられる。かれは，只1人（の同僚）と，2人で洞窟にいた時，その同僚に向かって「心配してはならない。アッラーはわたしたちと共におられる。」と言ったその時アッラーは かれの安らぎを，かれ（アブー・バクル）に与え，あなたがたには見えないが，（天使の）軍勢でかれを強められた。また不信者たちの言葉を最も低いものになされ，アッラーの御言葉をも高められた。本当にアッラーは偉力ならびなく英明であられる。","あなたがたは奮起して，軽くあるいは重く（備えて）出動しなさい。そしてあなたがたの財産と生命を棒げて，アッラーの道のために奮闘努力しなさい。もしあなたがたが理解するならば ，それがあなたがたのためにも良い。","もし間近かに利得があり，また征途も短いならば，かれらは必ずあなたに従ったであろう。だがかれらには，道のりが（余りに）遠いと思われた。間もなく，かれらは，アッラーにかけて誓う。「出来ることなら，あなたがたと一緒に出征したのだが。」かれらは自分の魂を滅ぼす者 である。アッラーはかれらが，偽っていることを知っておられる。","アッラーはあなた（ムハンマド）を許した。何故あなたは，真実を述べる者が，あなたにはっきりして，嘘付きたちが分かる前に，かれら（がその家に留まること）を許したのか。","アッラーと終末の日とを信じる者は，自分の財産と生命を捧げて奮闘することを（免れようなどと），あなたに求めたりはしない。アッラーは主を畏れる者を熟知される。","アッラーと終末の日とを信じない者だけ，あなたに（免れようと）求める。かれらは心に疑っており，それでかれらは疑いの中にさ迷っている。","もしかれらに出征する意志があるならば，それに対し必ず（何らかの）準備をなすべきである。だがアッラーは，かれらを出征させるのを嫌って，遅れさせられ，かれらに，「あなたがたは（戦闘力なく家に）留まる者と共に留まれ。」と仰せられた。","かれらは仮令あなたに従って出征しても，只足手まといになるだけである。あなたがたの間に騒動（の因）を捜し求めてあちこち走り回り，そのためあなたがたの中にはかれらに耳を傾ける者もでてこよう。だがアッラーは不義の者を熟知される。","かれらは，以前も不穏の行為を考えて，あなたにたいして事態を転覆させた。だがかれらの意に反して，真理が実現し，アッラーの教えが明示された。","かれらの中，「わたしを許して（家に留め），試みに会わせないで下さい。」と言う者もある。聞け，かれらは既に試みの中にいるではないか。本当に地獄は，（凡ての方向から）不信者たちを取り囲んでいる。","もしあなたに良いことが下れば，かれらを悲しませる。また災厄があなたを襲えば，かれらは，「わたしたちはもう，以前から用心していたのだ。」と言い，喜んで背き去る。","言ってやるがいい。「アッラーが，わたしたちに定められる（運命の）外には，何もわたしたちにふりかからない。かれは，わたしたちの守護者であられる。信者たちはアッラーを信頼しなければならない。」","言ってやるがいい。「あなたがたには，光栄ある2つのことの1つの外に，（どんな運命が）期待出来ようか。だがわたしたちには，あなたがた（不信者）のために，アッラーが御自身で懲罰なされるか，またはわたしたち（ムスリム）の手による，（処罰）を期待することが出来る。 それであなたがたは待ちなさい。わたしたちもあなたがたと共に待つものである。」","言ってやるがいい。「仮令あなたがたが，快よく施し，貢献をしても，不承不承であろうと も，決して受け入れられないであろう。本当にあなたがたは，アッラーの掟に背く者たちである。」","かれらの施し（貢献）が，受け入れられてもらえないのは，只かれらが，アッラーとその使徒を信じないためであり，のらくら者のように礼拝に赴くだけで，しぶしぶと施すからに外ならない。","だからあなたがたは，かれらの財産や子女に心を奪われてはならない。アッラーは，これらによって現世の生活の中に，かれらを懲罰しようとおぼしめし，またかれらの魂が不信心の中に離れ去ることを望まれるためである。","かれらは，アッラーに誓って，「本当にあなたがたの同士です。」と言う。かれらはあなたがたの同士ではない。かれらは今も（自分の真意が現われるのを）恐れる人びとである。","もしかれらが，避難所か洞窟，または潜り込む所を見い出せれば，必ずそれに向こう見ずに急いで行ったであろう。","かれらの中には，施し（の配分）のことに就いてあなたを謗る者がいる。それを与えられた者は，喜ぶが，それを与えられないならば，見なさい。直ぐに怒り出す。","もしかれらがアッラーと使徒から自分たちに与えられたものに満足するならば，こう言うべきであった。「アッラーは，わたしたちにとって万全であられます。アッラーと使徒は，その恵みにより（更に多くを）わたしたちに与えられるでしょう。わたしたちは（正しい道を踏むよう ）アッラーに嘆願します。」","施し〔サダカ〕は，貧者，困窮者，これ（施しの事務）を管理する者，および心が（真理に）傾いてきた者のため，また身代金や負債の救済のため，またアッラーの道のため（に率先して努力する者），また旅人のためのものである。これはアッラーの決定である。アッラーは全知に して英明であられる。","またかれらの中には，預言者を困らせて，「かれは（只の）耳です。」と言う者がある。言ってやるがいい。「かれはあなたがたのため，善いことの聞き手である，かれはアッラーを信仰 し，信者たちを信頼する。またあなたがたの中の信仰する者のためには（アッラーからの）慈悲である。アッラーの使徒を悩ます者には，痛ましい懲罰がある。」","かれらはあなたがたを喜ばせるため，アッラーにかけて誓う。だがかれらが（真の）信者ならば，アッラーとその使徒の喜びを得るのが最も正しい。","かれらは知らないのか，アッラーとその使徒に反抗する者には，実に火獄が用意されており，その中に永遠に住むことを。それは大きな屈辱である。","背信者は，自分の心の中に抱くことを暴露する1章〔スーラ〕が下されることを警戒している。言ってやるがいい。「朝笑しておれ。本当にアッラーは，あなたがたが恐れるものを暴き出される。」","もしあなたがかれらに問えば，かれらは必ずわたしたちは，無駄話をしてたわむれているだけです」と言う。言ってやるがいい。「あなたがたは，アッラーとかれの印と使徒を，明笑していたではないか。」","「弁解するには及ばない。あなたがたは確かに一度信仰に入って後，不信心になった。われは，仮令あなたがたの一部を許しても，外は罪を犯していたので懲罰するであろう。」","男の背信者も女の背信者も，凡て同類である。かれらは邪悪を命じ，正しいことを禁じ，（アッラーの道のために費すことに）その手を閉じる。かれらはアッラーを忘れるが，かれもかれらを忘れられる。本当に背信者たちは，アッラーの掟に背く者たちである。","アッラーは，男の背信者と女の背信者，また不信者に，地獄の火を約束され，その中に永遠に住ませられる。それはかれらにとっては十分である。アッラーはかれらを見限り，かれらには永遠の懲罰があろう。","あなた以前の民と同じように（あなたがたもそうである）。かれらは，その力はあなたがたよりも強く，財産と子女でも遥かに多かった。かれらはその福分を享楽した。それであなたがた以前の者がその福分を享楽したように，あなたがたの福分を享楽する。またかれらが耽ったように，あなたがたも（無駄話に）耽っている。これらの者の行いは，現世でもまた来世でも，実を結ばない。これらの者こそ失敗者である。","かれらには，先人のこれらの消息が達しなかったのか。ヌーフ，アード，サムードの民，またイブラーヒームの民，マドヤンの住民，また転覆した諸都市（の民の消息が）。使徒たちはかれらに証をするためにやって来た。アッラーはかれらを損われない。だがかれらは自分自身を害した。","男の信者も女の信者も，互いに仲間である。かれらは正しいことをすすめ，邪悪を禁じる。また礼拝の務めを守り，定めの喜捨をなし，アッラーとその使徒に従う。これらの者に，アッラーは慈悲を与える。本当にアッラーは偉力ならびなく英明であられる。","アッラーは，男の信者にも女の信者にも，川が永遠に下を流れる楽園に住むことを約束された。また永遠〔アドン〕の園の中の，立派な館をも。だがも偉大なものは，アッラーの御満悦である。それを得ることは，至上の幸福の成就である。","預言者よ，不信者と背信者に対し奮闘努力し，かれらに厳しく対処せよ。かれらの住まいは地獄である。何と悪い帰り所であることよ。","かれらはアッラーに，「（悪い事は）何も言わない。」と誓う。だがかれらは確かに不信心な話をし，1度イスラームを受け入れた後不信心になり，成就し得ないことを企む。アッラーと使徒が，その恩恵によってかれらを（戦利品で）富裕になされていることに対して復讐をしたに過ぎない。もし悔悟するならばかれらのために最も良い。もし背き去るならば，アッラーは現世でも来世でも痛ましい懲罰でかれらを罰される。かれらは地上に，保護者も援助者もないであろう。","かれらの中アッラーと約束を結んだ者は（言った）。「もしかれが，わたしたちに恩恵を与えれば，わたしたちは必ず施しをなし，必ず正しい者の仲間になるでしょう。」","だがかれが，恩恵を与えれば，かれらはそれに貪欲になって，（約束に）背き（宗教への貢献を）嫌う。","それでかれらがかれに会う日まで，その心の中に偽善を抱かせて懲らしめられる。それはかれらがアッラーとの約束を破り，（度々）偽りを言っていたためである。","かれらはアッラーが，かれらの隠し（た考え）も秘密の相談も，知っておられることを知らないのか。またアッラーが，見得ないこと凡てを熟知されている（ことを）。","信者たちで進んで慈善のために施しをする者を篤り，または自分の労力の外に，施すもののない者を罵って，かれらに嘲笑を加える者がある。アッラーはその嘲笑をかれらに返される。かれらに対しては痛ましい懲罰があろう。","あなたがかれらのために御赦しを請おうとも，また請わなくても（かれらの罪は免れられない）。あなたが仮令70回，かれらのために御赦しを請うても，アッラーはかれらを赦されないであろう。これはかれらがアッラーとその使徒を信じないためである。アッラーは掟に背く者を御 導きになられない。","（タブーク遠征にさいし）後方に留まった者は，アッラーの使徒の（出征した）後，残留していることを喜び，生命と財産を捧げて，アッラーの道のために奮闘努力することを嫌って，言った。「この炎暑の中に出征するな。」言ってやるがいい。「地獄の火は，もっとも厳しい熱さなのだ。」かれらがもし悟るならば。","それでかれらを少し笑わせ，多く泣かせてやりなさい。これは，かれらが行ったことに対する応報である。","アッラーがあなたをもしかれらの一味に返されれば，かれらは（一緒に）出征する許可を， あなたに求めるであろう。その時かれらに言ってやるがいい。「あなたがたは決して，わたしと一緒に出征しないであろう。またわたしと一緒に敵と戦わないであろう。本当にあなたがたは，最初の時，（家に）残留していることに満足していた。だから残留する者と，一緒に座っていなさい。」","かれらの中の誰かが死んでも，あなたは決してかれのために，（葬儀の）礼拝を捧げてはならない。またその墓の側に立ってはならない。本当にかれらは，アッラーとその使徒を信じないまま主の掟に背く者として死んだのである。","またあなたは，かれらの財産や子女に，心を奪われてはならない。本当にアッラーは，これらのものによって，現世においてかれらを罰しようという思召であり，またかれらの魂が，不信心の中に離れ去ることを望まれる。","「アッラーを信じ，かれの使徒と共に奮闘せよ。」と1章〔スーラ〕が下された時，かれらの中能力ある者が，あなたに免除を求めて言う。「わたしたちを（家に）留まる者と一緒に，いさせて下さい。」","かれらは背後で（家に）留まる者と一緒にいることを好む。かれらの心は封じられた。だからかれらは悟らない。","しかし使徒とかれと共に信仰する者たちは，財産と生命とを捧げて奮闘努力する。かれらには（凡ての）善いことがあり，これらこそ成功する者である。","アッラーはかれらのために，川が下を永遠に流れる楽園を備えられ，かれらはその中に永遠に住むであろう。それは至上の幸福の成就である。","また（遊牧の）アラビア人の中からも，許しを求め（出征免除の）弁解に来た者があった。これらアッラーとその使徒を偽わる者は皆，（只家に）居残っていた。これら不信心の者は，やがて痛ましい懲罰を受けるであろう。","虚弱な者，病んでいる者，と（道のために）供出するもののない者は，アッラーとその使徒に対して忠誠である限り罪はない。善い行いをする者に対しては（非難される）筋はない。アッラーは寛容にして慈悲深くあられる。","またあなたに（戦のための）乗り物を求めて来たとき，あなたが「わたしにはあなたがたに提供する乗り物がない。」と告げると，両目に涙をたたえて（馬などを購入する）資金のないことを悲しんで帰っていく人びと（も非難される筋はない）。","責められるべき筋は，富裕にも拘らずあなたに（出征の）免除を願い出る者たちだけである。かれらは背後に留まる者と，一緒にいるのを喜ぶ。アッラーはかれらの心を封じられた。従って（失うものを）知らないのである。","あなたがたが（居所）に帰るとかれらは許しを請うであろう。言ってやるがいい。「許しを請うてはならない。わたしたちは決してあなたがたを信じない。アッラーは，既にあなたがたの出来事を告げ知らせられた。またアッラーと使徒は，あなたがたの行いを見守るであろう。それ からあなたがたは，幽玄界と現象界を知っておられる御方に帰される。その時かれは，あなたがたが行った（凡ての）ことを告げ知らせられる。」","あなたがた（信者）が（戦いから）帰ってきた時，あなたがたが（責めないで）放置するようアッラーにかけてかれらは誓うであろう。それでは放っておけ。かれらは本当に不浄であり， 地獄がかれらの住まいである。かれらの（悪い）行いに対する報いである。","かれらはあなたがたに気に入られるようにあなたがたに誓うかもしれない。だがもしあなたがたがかれらを気に入っても，本当にアッラーは，アッラーの掟に背く者を御喜びになられない 。","（遊牧の）アラビア人の不信心と偽善はもっと甚だしく，かれらはアッラーが使徒に下された掟に就いては，まったく無知である。だがアッラーは全知にして英明であられる。","（遊牧の）アラビア人の中には，（アッラーの道のため）かれらの施したものを，上納金のように思い，いっそあなたがた（ムスリム）に凶運が下るよう待ち望んでいる者がある。かれらの上にこそ凶運が見舞うであろう。アッラーは全聴にして全知であられる。","しかし（遊牧の）アラビア人の中のある者は，アッラーと最後の日を信じ，かれらの支出をアッラーに近付け，また使徒の祝福に預るための，捧げ物と考えている。聞け。本当にそれはかれらをアッラーに近付け，かれはやがてかれらを慈悲に浴させられる。本当にアッラーは寛容にして慈悲深くあられる。","（イスラームの）先達は，第1は（マッカからの）遷移者と，（遷移者を迎え助けたマディーナの）援助者と，善い行いをなし，かれらに従った者たちである。アッラーはかれらを愛でられ，かれらもまたかれに満悦する。かれは川が下を永遠に流れる楽園を，かれらのために備え， そこに永遠に住まわせられる。それは至上の幸福の成就である。","あなたがたの周囲の（遊牧の）アラビア人の中にも，またマディーナの市民の中にも，背信者がいる。かれらは偽善に執着している。あなたはかれらを知らない。だがわれは知っている。かれは2回にわたりかれらを懲罰し，その後かれらは，重い懲罰にかけられるであろう。","外のある者は，自分の誤ちを認めるが，善行と，外の不行跡が混っている。アッラーは，かれらの悔悟を許される。本当にアッラーは覚容にして慈悲深くあられる。","かれらの財産から施しを受け取らせるのは，あなたが，かれらをそれで清めて罪滅しをさせ，またかれらのために祈るためである。本当にあなたの祈りは，かれらへの安らぎである。アッラーは全聴にして全知であられる。","アッラーが，しもべたちの悔悟を赦し，また施しを受け入れられることをかれらは知らないのか。またアッラーこそは，度々悔悟を赦される御方，情け深い方であられることを（知らないのか）。","（かれらに）言ってやるがいい。「（善い事を）行え。アッラーはあなたがたの行いを御存知であられる。かれの使徒と信者たちもまた（見ている）。やがてあなたがたは，幽玄界と現象界を知っておられる方に帰される。その時かれは，あなたがたにその行ったことを告げ知らせる。」","その外に，アッラーが懲罰なされるのか，または悔悟を赦されるのか，かれの裁決を待たされる者がいる。本当にアッラーは全知にして英明であられる。","また（イスラームの）妨害と不信心（の助長）のために，一座のマスジドを建立した者があり，それで信者の間を分裂させ，また先にアッラーとその使徒に対して戦った者のための，隠れ家とする者がある。しかも（口先では），「わたしたちは，只善いことを行うだけです。」と誓 う。だがアッラーは，かれらが確かに偽っていることを立証される。","あなたがたは決してその中で（礼拝に）立ってはならない。最初の日から敬虚に礎えを定めて建立されたマスジドこそは，あなたがたがそこに立つに相応しい。その中には，自ら清浄であることを好む人びとがいる。アッラーは，その身を清める者を愛でられる。","アッラーを畏れ，かれの御喜びを求めてその家の礎えを定め建てる者と，砕け崩れそうな崖のふちにその家の礎えを定めて建て，地獄の火の中に共に砕け落ちる者と，どちらが優れているか。アッラーは不義を行う民を導かれない。","かれらの建てた建物は，かれらの心が細かく砕かれない限り，かれらの心中の疑惑不安の種となろう。アッラーは全知にして英明であられる。","本当にアッラーは，信者たちからその生命と財産を贖われた。かれらのため（の代償）は，楽園である。かれらはアッラーの道のために戦い，殺し，また殺される。それは律法と福音とクルアーンとを通じて，かれが結ばれる真実な約束である。誰がアッラー以上に，約束に忠実であろうか。だからあなたがたが結んだ契約を喜べ。それこそは至上の幸福の成就である。","悔悟して（アッラーに）返る者，仕える者，讃える者，斎戒する者，立礼する者，サジダする者，善を勧める者，悪を禁ずる者，そしてアッラーが定められた限界を守る者。これらの信者たちに，この吉報を伝えなさい。","多神教徒のために，御赦しを求めて祈ることは，仮令近親であっても，かれらが業火の住人であることが明らかになった後は，預言者にとり，また信仰する者にとり妥当ではない。","イブラーヒームが自分の父のために，御赦しを求めて祈ったのは，只かれ（父）と約束があったためである。それでかれ（父）がアッラーの敵であることが明白になった時，かれ（父）と の関係を断った。本当にイブラーヒームは，柔和で辛抱強い人物であった。","アッラーは，人びとを導かれた後，かれらの守るべきことを解明されるまでは決して迷わせたりしない。本当にアッラーは凡てのことを知っておられる。","天と地の大権はアッラーに属する。かれは生を与え，また死を与える。アッラーの外に，あなたがたには守護者も援助者もないのである。","アッラーは，預言者と苦難の時にかれに従った遷移者たち〔ムハージルーン〕と援助者たち 〔アンサール〕に哀れみをかけられた。その後かれらの一部の者の心は，（その義務の履行から）殆んど逸れてしまった。その時かれはかれらに，哀れみをかけられた。本当にかれは，かれら （ムスリム）に親切であり慈悲深くあられる。","後に残った3人に対しても（またかれは哀れみをかけられた）。大地はこのように広いのだがかれらには狭く感じられ，またその魂も自分を（内面から）狭めるようになった。そしてかれらは，アッラーに縋る外にはかれ（の懲罰）から免れるすべがないことを悟った。すると（主は ）哀れみをかけられ，かれらは悔悟して（かれに）返った。本当にアッラーは度々赦される方，慈悲深い方であられる。","あなたがた信仰する者たちよ，アッラーを畏れ，（言行の）誠実な者と一緒にいなさい。","マディーナの人びとも周辺の（遊牧の）アラビア人たちも，アッラーの使徒のあとに居残って，自分の身命をかれのものより大切にするなど間違っている。かれらがアッラーの道のために，渇き，疲れ，餓えに会う度に，また不信者を怒らせる行（攻賂）に出向く度に，敵に何らかの打撃を与える度に，かれらに対してもそのことが善行として記録されるのである。本当にアッラーは，正しい行いの者への報奨を無益にされない。","大なり小なり（道のため）費やしたもの，また一つの谷を越えたことが，必ずかれらのために記録されている。アッラーはかれらの行ったことに対して，最上（の報奨）をもって報われる。","信者は，全員が一斉に出動すべきではない。各団のうち一部が，出動し，そして残留者は宗教に就いて理解を深め，皆が帰った時かれらに警告を与える。恐らく出動した者は注意するであろう。","信仰する者よ，あなたがたに近い不信者と戦え。そして，あなたがたが意志堅固で力強いことを，かれらに知らせなさい。アッラーは主を畏れる者と共におられることを知れ。","（新たに）1章〔スーラ〕が下る度にかれらのある者は言う。 「これによってあなたがたの中，誰が信心を深めるであろうか。」本当に信仰する者は，これによって信心を深め，喜ぶ。","しかし心に病の宿る者は，これによって汚れの上に汚れを加えて，不信者として死ぬ。","かれらは毎年，1度や2度試みられるのに気付かないのか。それでもかれらは悔悟せず，また改心しないのである。","かれらは1章〔スーラ〕が下る度に，互いに顧みて（目で言う）。「誰かが，あなたがたを見ているのか。」，やがてかれらは背き去る。かれらは悟らない民であるために，アッラーはその心を（真理から）背かせられたのである。","今，使徒があなたがたにあなたがたの間から，やって来た。かれは，あなたがたの悩みごと に心を痛め，あなたがたのため，とても心配している。信者に対し優しく，また情深い。","だからかれらが背き去っても言ってやるがいい。「わたしには，アッラーがいれば十分である。かれの外に神はない。わたしはかれを信頼する。かれこそは，（栄光に満ちた）至高の玉座の主であられる。」"],"n":"At-Tawba"},{"i":10,"v":["アリフ・ラーム・ラー。これらは英知に満ちた，啓典の御印である。","われがかれら（マッカ人）の中の1人（預言者ムハンマド）に啓示して，「あなたは人びとに（不信心の結末を）警告しなさい。また信仰する者には，主の御許で優れた足場を与えられるとの，吉報を伝えなさい。」と命じたことが（マッ力の）人びとに（それ程）驚きであるのか。（ だが）不信心者たちは，「これは明らかに魔術師です。」と言う。","本当にあなたがたの主はアッラーである。6日の間に天と地を創造され，それから（大権の）玉位に鎮座して，凡ての事物を規制統御なされる。かれの許しを得た後でなければ，執り成す者はない。これがあなたがたの主，アッラーである。かれに仕えなさい。あなたがたは，訓戒を受け入れないのか。","あなたがたは皆一緒にアッラーの御許に帰る。アッラーの約束は真実である。本当にかれは創造を始め，そしてそれを繰り返される。これは信仰して善行をした者に，公正に報われるためである。だがかれを信仰しない者には，煮えたった飲物と，痛ましい懲罰がある。これはかれらが不信心であったためである。","かれこそは太陽を輝やかせ，月を灯明とされ，その軌道を定め，年数（と時日）の計算をあなたがたに教えられた方である。アッラーがこれらを創造されたのは，只真理（を現わすため）に外ならない。かれは知識ある人びとに印を詳しく述べられる。","本当に夜と昼との交替，またアッラーが天と地の間に創られる凡てのものの中には，主を畏れる者への印がある。","本当にわれとの会見を期待しない者，また現世の生活に満足してこれに安心している者，そしてわれの印を疎かにする者，","これらの者の住まいは，その（悪い）行いのために地獄である。","本当に信仰して善行に励む者には，かれらの主は，その信仰によってかれらを導かれる。至福の楽園の中に，川はかれらの足元を流れるのである。","その中でかれらの祈りは，「アッラーよ，あなたの栄光を讃えます。」であり，またそこでのかれらの挨拶は「平安あれ。」であり，そして祈りの結びは，「万有の主アッラーを讃えます。」である。","かれらが幸福へと急ぐよう，もしアッラーが人びとに対して悪を急がれるならば，（猶予の）期間はきっと終らされたであろう。われとの会見を望まない者には，法外の混乱の中で当てもなくさ迷わせることであろう。","人びと（不信心者たち）が苦難に会った時は，横たわり，あるいは座り，あるいは立っていても（どんな状態のもとでも）われを呼ぶ。だがわれがかれらから苦難を除くと，（まるで）かれらを苦しめた（以前の）不幸のためわれを呼ばなかったかのように過ごしてしまう。このように愚かな者は，その行いを（悪魔によって）立派だと思わせられる。","本当にわれはあなたがた以前にも，かれらが不義を行ったために，幾多の民族を滅ぼした。使徒たちが明証をかれらに与えたのだが，かれらは信じようとはしなかった。このようにわれは，罪を犯した民に報いる。","それからわれはかれらの後に，この地をあなたがたに継がせた。これはあなたがたが，如何に行うかを見るためである。","ところがわれの明瞭な印が，かれらに読み聞かされた時，われと会うことを望まない者たちは言った。「これとは別のクルアーンを持って来なさい。それともこれを改竄しなさい。」言ってやるがいい。「わたしは自分の裁量でこれを改竄することは出来ない。只，わたしに啓示されたものに従うだけである。わたしがもし主に背いたならば，偉大な日の懲罰を本当に恐れる。」","言ってやるがいい。「アッラーの御心なら，わたしはあなたがたにそれを読誦せず，またかれは，あなたがたに教えられなかったであろう。その（啓示）前に，わたしは確かにあなたがたの間で，一生ほどの（40年の）歳月を過ごした。あなたがたは未だ悟らないのか。」","アッラーに就いて偽りを捏造し，その啓示を拒否するほど，甚だしい不義の者があろうか。罪を犯す者は，決して成功しないのである。","かれらはアッラーの外に，かれらを害せず，また益のないものに仕えて，「これら（の神々）は，アッラーの御前でわたしたちを執り成すものです。」と言う。言ってやるがいい。「あなたがたは，天地においてアッラーの知らないことを，かれに告げようとするのか。」かれを讃えなさい。かれはかれらが配するものの上に高くおられる。","人間は（元来）唯一族（1つのウンマ）であった。もし以前にあなたの主から下された御言葉がなかったならば，その相違点に就いては，かれらの間に採決が下されてしまっただろう。","かれらは言うであろう。「何故主から一つの印もかれ（ムハンマド）に下されないのだろう。」言ってやるがいい。「幽玄界のことは，只アッラーが御支配しておられる。だから待て。わたしもまた，あなたがたと共に待つ者である。」","われが人間に災厄を味わせた後，慈悲を与えると，見よ，かれらはわが印に対して策謀をする。言ってやるがいい。「アッラーは，策謀に対して迅速に処置される。」本当にわが使徒たち （天使）は，あなたがたの策謀することを凡て記録するのである。","かれこそはあなたがたを陸に，また海に旅をさせられる御方である。それであなたがたが船に乗る時，それが順風に乗って航行すれば，かれらはそれで喜ぶ。暴風が襲うと，大波が四方から押し寄せ，かれらはもうこれまでだと観念して，アッラーに向かって，信心を尽くして祈る。 「あなたが，もしわたしたちをこれから救い下されば，必ず感謝を捧げる者になります。」","だがかれが救助してみると，見よ，かれらは地上において正義を侮って不義を行う。人びとよ，あなたがたの反逆は只自分自身の魂を害し，現世の生活で享楽を得るだけであるが，あなたがたはすぐにわれに帰るのである。その時われは，あなたがたの行ったことを告げ知らせるであろう。","本当に，現世の生活を例えれば，天からわれが降らせる水（雨）のようなものである。それで土を潤し，人間や家畜の食べ物を茂らせる。大地が美麗な装いで覆われて飾られると，そこの（住）民は，その全権を持ったと思い込む。だがわが命令が，夜も昼も一度下れば，昨日は繁茂 していなかったかのように刈り取られたもののように変えてしまう。われはこのように，熟慮する人びと のために（われの）印を解明する。","本当にアッラーは，人を平安の家に招き，また御好みになられた者を正しい道に導かれる。","善行をした者には（天国へ入るという）素晴しい報奨があり，また追加もある。かれらの顔には，暗さや屈辱の影もないであろう。これらは楽園の住人である。永遠にその中に住むであろう。","だが悪を行っていた者には，同様の悪の報いがある。また屈辱に覆われ，アッラー（の怒り）からかれらを守るものはないであろう。その顔は丁度夜の暗闇に覆われたようである。これらは火獄の住人である。永遠にその中に住むであろう。","その日，われは一斉にかれらを招集する。その時われは，多神を崇めた者たちに言うであろう。「あなたがたそしてあなたがたの仲間は，そこに控えていなさい。」それからわれは一人一人を引き離す。その際，かれらの立てていた神々は言う。「あなたがたが拝したのは，わたしたちではなかった。","アッラーは，わたしたちとあなたがたとの間の，立証者として万全である。わたしたちは，あなたがたが拝しているのを実際知らなかった。」","そこで各人は先に送った行いを確認して，かれらの真の主，アッラーの許に連れ戻され，かれらが捏造していたものはかれらから消え去るであろう。","（人びとに）言ってやるがいい。「天と地から，あなたがたに用度を供給するのは誰か。聴覚や視覚を司るのは誰か。また死んだ物から，生命を齎し，生から死を齎せられる のは誰か。また凡ての事物を規制統御するのは誰であるのか。」かれらは必ず「アッラー」と言おう。言ってやるがいい。「何故あなたがたは，主を畏れないのか。","これが，あなたがたの真の主，アッラーであられる。真理から離れては，虚偽の外に何があろう。あなたがたは，どうして背き去るのか。」","このように主の掟に背く者に対し，あなたの主の御言葉は真実であることが立証された。本当にかれらは信仰しないであろう。","言ってやるがいい。「あなたがたの神々の中，誰が万有の創造をし，それを繰り返すのか。」言ってやるがいい。「万有を創造され，それからそれを繰り返される御方は，アッラーである。それなのにあなたがたは，どうして（真理から）迷い去るのか。」","言ってやるがいい。「あなたがたの神々の中，誰が真理に導くのか。」言ってやるがいい。 「アッラーは真理に導いて下される。それで真理に導く方と，自分が導かれなければ道を見い出せない者と，どちらが従うのに値するのか。あなたがたはどうしたのか。あなたがたはどう判断するのか。」","かれらの多くは臆測に従うだけである。本当に臆測は，少しも真理にとって替わることは出来ない。本当にアッラーは，かれらの行うことを熟知なされる。","このクルアーンは，アッラー以外のものによって作られるようなものではない。それどころかこれは，それ以前にあったものの確証（の啓示）であり，万有の主からの，疑いの余地を残さない，啓典の解明である。","またかれらは言うのである。「かれ（ムハンマド）がそれを作ったのですか。」言ってやるがいい。「それなら，それに似た1章〔スーラ〕を持ってきなさい。またあなたがたの言葉が真実ならば，アッラー以外にあなたがたを助けることの出来る援助者に願ってみなさい。」","いや，かれらはその知識で理解出来ないもの，またその解説がかれらに未だ下されないものを，偽りであるとする。このようにかれら以前の者も偽りであるとした。だが見よ，不義の徒の最後がどんなものであったかを。","かれらの中，ある者はそれ（クルアーン）を信じ，またある者はそれを信じない。あなたの主は，犯罪者を最もよく知っておられる。","かれらがもしあなたを虚偽の徒とするならば言ってやるがいい。「わたしの所業はわたしのためであり，あなたがたの所業はあなたがたのためである。あなたがたはわたしの行うことに関係なく，わたしはあなたがたの行うことに関係ない。」","かれらの中には，あなたに耳を傾ける者がある。だがあなたは，聞けない者に聞かせることができようか，かれらは，やはり理解しないのである。","またかれらの中には，あなたに目を注ぐ者がある。だがあなたは見えない者を導くことが出来ようか，かれらは，やはり見てはいないのである。","本当にアッラーは決して人間を害されない。だが人間は自らを害する。","かれが，かれらを召集なされる日，かれらは昼間の一刻も滞留しなかったかのように（感じて），互いによく覚えているであろう。アッラーとの会見を否認して，導かれなかった者たちは確かに失敗者である。","われがかれらと約束した（悪い結果の）一部を，（生存中に現わして）あなたに示しても， または（それを示す前に）あなたをわれに召しても，やはりかれらはわれに帰るのである。その時アッラーは，かれらの行った凡てに就いて立証される方であられる。","それぞれの民に対して，使徒が（遺わされたので）ある。かれらの使徒がやって来た時，事はかれらの間で公正に裁決されて，不当に扱われることはない。","かれらは言う。「あなたがたの言葉が真実なら，この約束が果たされるのは何時なのですか。」","言ってやるがいい。「わたしは，アッラーが御好みにならない限り，自分で害しまたは益する力はない。各々の民には定められた期限がある。かれらの期限が到来すれば，一刻も猶予することは出来ない。また（それに）先んずることも出来ない。」","言ってやるがいい。「あなたがたは考えないのか，かれの懲罰は夜でも昼でも，あなたがたに下るのであろ。罪深い者たちが急ぐのは，そのどの（懲罰）であるのか。」","「あなたがたはそれがやって来た時，やっと信じるのか。（その時言われよう）今があなたがたが，急いでいたその時である。」","その時不義の徒に向かって言われるであろう。「永遠の懲罰を味わえ。あなたがたが行ったことに対してだけ，報いられるのではないか。」","かれらはあなたに問うだろう。「それは真実なのですか。」言ってやるがいい。「そうだ， わたしの主にかけて，本当にそれは真実です。あなたがたは免がれられないのです。」","不義を行った各人は，地上の一切のものを所有しているとすれば，必ずそれを挙げて罪を贖おうとするであろう。また懲罰を目の前に見る時，かれらは後悔を表す。だがかれらの間は公正に裁定され，不当に扱われることはないのである。","天地の凡てのものは，アッラーの有ではないか。本当に，アッラーの約束は真実ではないか。しかし，かれらの多くは分らない。","かれは生を与え，また死を与える。そしてかれにあなたがたは帰されるのである。","人びとよ，あなたがたの主から確かに勧告が下された，これは胸の中にある（病い）を癒し，また信者に対する導きであり慈悲である。","言ってやるがいい。「アッラーの恩恵により，またその慈悲により，かれらを喜ばせなさい。それはかれらが蓄積したものに勝る。」","言ってやるがいい。「アッラーが，御恵みとしてあなたがたに下されたものを考えてみなさ い。何故あなたがたはその（一部を）非合法とし，また（一部を）合法としたのか。」言ってやるがいい。「アッラーがあなたがたに許されたのか，それともあなたがたがアッラーに就いて捏 造したのか。」","復活の日に，アッラーに就いて嘘を捏造した者たちの思うことは何であろうか。本当にアッラーは，人間に対し恩恵の限りを尽くされる。それでも，かれらの多くは感謝しない。","あなたが何事に従事していても，またクルアーンのどの部分を読誦していても，またあなたがたがどんな行いをしていようとも，あなたがたがそれにうち込んでいる限り，われは必ずあなたがたのための立証者である。天地の微塵の重さも，あなたの主から免れられない。またそれよりも小さいものでも，大きいものでも（凡て）はっきりと書物の中に（記されて）ないものはないのである。","見なさい。アッラーの友には本当に恐れもなく，憂いもないであろう。","かれらは信仰し，（アッラーを）畏れていた者たち。","かれらに対しては現世でも，来世においても吉報がある。アッラーの御言葉には変更はない。それこそは偉大な，幸福の成就である。","かれらの言葉に，あなたの心を痛ませてはならない。本当に権能栄誉は，凡てアッラーの有である。かれは全聴にして全知であられる。","見なさい。天地の凡てのものは，本当にアッラーの有である。アッラーを差し置いて，神々に祈っている者たちは何に従うのか。かれらは妄想に従っているだけ。自分勝手に過ぎない。","かれこそは，あなたがたのため夜を定め，それであなたがたを憩わせ，また昼間を明々白々にされる方である。本当にその中には聞く耳をもつ人びとに対し，印がある。","かれらは，「アッラーは一人の子をもうけられた。」と言う。かれに讃えあれ。かれは自足なされる御方。天地の凡てのものは，かれの有である。あなたがたはこれに対して，権威はないのである。アッラーに就いて，自分の知らないことを語るのか。","言ってやるがいい。「アッラーに就いて嘘を捏造する者は，決して栄えないであろう。」","かれらはこの世で束の間の享楽をなし，それからわれの許に帰るのである。その時われは，不信心であったことに対して厳しい懲罰を味わせるであろう。","かれらにヌーフの物語を読誦しなさい。かれがその民にこう言った時を思え。「わたしの人びとよ，わたしが（あなたがたと一緒に）留り，またアッラーの印を思い出させることがあなたがたにとって迷惑であっても，わたしはアッラーを信頼する。それであなたがたは，自分で立てた神々と（相談して）あなたがたの事を決定しなさい。それであなたがたの決断に，半信半疑であってはならない。その時わたしに対する態度を決め，猶予するな。","仮令あなたがたが背き去っても，わたしはあなたがたから報酬をもらうわけではなかった。わたしは只アッラーから報酬をいただくだけ。わたしは，ムスリムであるよう命じられている。」","だがかれらはかれ（ヌーフ）を拒否したので，われはかれとかれの味方の者たちを方舟に救い，かれらに（地を）継がせ，わが印を拒否した者を溺れさせた。見なさい。警告された者たちの後がどんなものであったかを。","それからかれの後，われは使徒たちをその民に遺わし，明白な（印）を授けた。だがかれら（人びと）は以前に拒否したものを，信じようとはしなかった。このようにわれは反逆者の心を封じる。","それからかれらの後，わが印を持ってムーサーとハ―ルーンを，フィルアウンとその首長たちに遺わしたが，かれらは高慢で罪深い民であった。","真理がわが許からかれらに齎された時，かれらは言った。「これは明らかに魔術である。」","ムーサーは言った。「あなたがたは（この現実に）齎されている真理を（指して）言うのか，これが魔術であろうか。魔術師は成功しないであろう。」","かれらは言った。「あなたが来たのは，わたしたちの祖先が守っていた信仰から背かせるためである。あなたがた両人は，この国で高い地位を得ようとするのか。わたしたちはあなたがた両人を信じない。」","フィルアウンは言った。「凡ての老練な魔術師を，ここに呼んで来なさい。」","魔術師が来た時，ムーサーはかれらに言った。「あなたがたの投げたいものを投げなさい。」","かれらが投げた時，ムーサーは言った。「あなたがたが現出したのは，魔術である。アッラーは直ぐそれを無力にされる。本当にアッラーは不義の徒の仕業を成功させない。」","罪深い者たちが仮令好まなくても，アッラーは御言葉で真理を立証される。","かれの民の中末輩を除いては，ムーサーを信じようとしなかった。かれらはフィルアウンや首長の迫害を恐れていたのである。フィルアウンは国内で権勢を恋にし，本当に暴君であった。","ムーサーは言った。「わたしの人びとよ，あなたがたはアッラーを信仰するのなら，かれを信頼しなさい。もしあなたがたが服従，帰依する者であるならば。」","かれらは（祈って）言った。「わたしたちはアッラーを信頼します。主よ，わたしたちを，不義の民のための一試練となされず，","あなたの御慈悲をもってわたしたちを不信心の民から救い出して下さい。」","われはムーサーとその兄弟に啓示して言った。「あなたがたの民のためエジプトに住まいを定め，あなたがたの家を礼拝の場となし，礼拝の務めを守れ。また信者たちに吉報を伝えなさい。」","ムーサーは申し上げた。「主よ，本当にあなたはフィルアウンとその首長たちに，現世の生活の栄華裕福を御授けになりました。主よ，かれらがあなたの道から迷い出てしまいますように 。主よ，かれらの富を滅ぼされ，かれらの心を頑固にして下さい。それ故痛ましい懲罰が下るまで，かれらは信じないでしょう。」","かれは仰せられた。「あなたがた両人の祈りは受け入れられた。だから姿勢を正し，無知な者の道に従ってはならない。","われは，イスラエルの子孫に海を渡らせ，フィルアウンとその軍勢は，暴虐と敵意に満ちてかれらを追跡した。溺れ死にそうになった時，かれ（フィルアウン）は言った。「わたしは信仰いたします。イスラエルの子孫が信仰するかれの外に，神はありません。わたしは服従，帰依する者です。」","（するとかれに仰せられよう。）「何と，今（信仰するのか）。ちょっと前まであなたは反抗していた。結局あなたは犯罪者の仲間であった。","だが今日は，われは後の者への印とするため，あなたの体を救うであろう。だが人びとの多くはわが印を疎かにする。」","われは，イスラエルの子孫に安全な居住の地を定め，凡ての良いものを授けた。かれらに（悪い）知識が来るまでは意見の相異はなかった。本当にあなたの主は，審判の日にかれらが争っていたことに就いて，かれらの間を裁決されるであろう。","あなたがもしわれの命令したものに就いて疑うならば，あなた以前の啓典を読んでいる者に問え。確かに真理は，主からあなたに齎されたのである。だからあなたは懐疑に陥ってはならない。","またあなたは，失敗者にならないよう，アッラーの印を虚偽であるとする者の仲間であってはならない。","本当に（罪が深いために）主の御言葉通りになった者は，信仰しないであろう。","例え凡て印がかれらに齎されても，かれらが（自分で）痛ましい懲罰を見るまでは。","信仰したのにその信仰心が（破滅を免れるのに）役立った町が，ユーヌスの民の外にはなかったのは何故なのか。かれら（ユーヌスの民）が信仰に入った時，われは現世の生活における，不名誉な懲罰をかれらから取り払い，現世（の生活）を享楽させた。","もし主の御心なら，地上の凡ての者は凡て信仰に入ったことであろう。あなたは人びとを，強いて信者にしようとするのか。","アッラーの許しがなければ，誰も信仰に入ることは出来ないのである。また悟らない者には，かれは退廃を起こさせる。","言ってやるがいい。「天地の凡てのものを観察しなさい。」だが信仰しない人びとには，印も警告も役立たない。","かれら以前に過ぎ去った人びとの日（に起こったの）と同じこと以外に，かれらは（何を）期待するのか。言ってやるがいい。「それなら待て，わたしもまたあなたがたと共に待つものである。」","その中われは，使徒たちと信仰する者たちを救うであろう。このように信者を救うのは，われの免れられない務めである。","言ってやるがいい。「人びとよ，例えあなたがたがわたしの教えに就いて疑っても，わたしはアッラーを差し置いて，あなたがたが仕えているものに仕えない。わたしはアッラーに仕える。あなたがたを召される御方ではないか。わたしは信者であるよう命じられている。","（それからこうも言われた。）それであなたの顔を，純正な教えに向けなさい。偶像信者の仲間であってはならない。","またアッラーを差し置いて，あなたを益せずまた損いもしないものに祈ってはならない。もしこれをするならば，あなたは本当に不義者の仲間である。","もしアッラーがあなたに災厄を下されれば，かれの外にそれを除くものはない。またもしかれがあなたに幸福を望まれれば，かれの恩恵を拒否するものは何もないのである。かれはそのしもベの中，御好みになられる者に，それを下される。本当にかれは寛容にして慈悲深くあられる。」","言ってやるがいい。「人びとよ，主から，あなたがたに真理が齎されたのである。導かれる者は，只自分を益するために導かれ，迷う者は，只自分を害するために迷う。わたしは，あなたがたの後見人ではない。」","あなたに啓示されたものに従い，アッラーが裁かれるまで耐え忍べ。かれは裁決に最も優れた御方であられる。"],"n":"Yunus"}]